軽自動車の車検費用|法定費用・法定費用以外の内訳と金額、車検を安くする方法など紹介

軽自動車

軽自動車は、費用面で維持しやすい点が魅力です。

でも初めて車検を受ける方、これから軽自動車を購入する方は、具体的な車検費用が気になっているのではないでしょうか。

車検の見積りを見て、「法定費用って何?」、「もっと安くする方法はあるの?」などと疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、5,000台以上の車検実績を持つ『ホリデー車検日立大みか店』が、軽自動車の車検費用についてわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
  • 車検は法律上の義務です。車検切れの車を運転すると、罰則があるため注意が必要です。
  • 軽自動車の車検費用は、法定費用・法定費用以外に分けて考えると内容を整理しやすくなります。
  • 軽自動車・普通自動車の車検費用相場を紹介します。
  • 軽自動車の車検を依頼する業者を選ぶために、業者の種類・特徴を確認しましょう。
  • 軽自動車の車検費用が安くなる方法を紹介します。
ホリデー車検
ホリデー車検

この記事を最後まで読むと、「車検見積りの金額が妥当か」も判断できるようになります。

軽自動車の車検費用について、一緒に確認しましょう!

車検とは|なぜ必ず車検を受けるの?車検を受けないとどうなる?

整備工場 車検

車検は、「安全で環境に配慮した状態で車を使うため」に法律で義務化されている制度です。

車検を受けていない車(車検が切れた車)を運転した場合は罰則を科されるため、車検切れにならないよう注意しましょう。

車検を受けない場合の罰則
  • 6か月以下の懲役または30万円以下の罰金(道路運送車両法違反)
  • 6点減点(交通違反)
  • 免許停止30日〜(行政処分)

〈参考〉道路運送車両法 第百八条警視庁 交通違反の点数一覧表警視庁 行政処分基準点数

車検を受ける期間、車検予約のベストタイミングを、こちらの記事で紹介しています。ぜひチェクして下さい!

〈関連ページ〉車検期間はいつからいつまで|予約タイミング、期限切れの対処法、車検費用など解説

軽自動車の車検費用は「法定費用」・「法定費用以外」に分けて考える

車検の見積り

「軽自動車は普通自動車よりも車検費用が安いので維持しやすい」とよく言われますが、車検費用自体に負担を感じている方は多いと思います。

ホリデー車検
ホリデー車検

実は車検費用の中には、「必須の費用」・「車検の方針や車の状態によって調整できる費用」があります。

それぞれの費用の内訳・金額を紹介するので、ご確認下さい。

法定費用は必須の費用|内訳・金額を一覧表で確認

法定費用は、車検の際に必ず支払いが必要な費用です。

また金額が決まっていて、調整はできません。

法定費用の内訳・金額は、以下のとおりです。

法定費用  金額 
自動車重量税 エコカー減税対象 5,000円
エコカー減税以外 13年未満 6,600円
13〜17年 8,200円
18年以上 8,800円
自動車損害賠償責任保険(24ヶ月) 19,730円
印紙代 業者に依頼 1,500円
ユーザー車検 1,800円
合計 26,230〜30,330円

※2022年9月時点の法定費用額です。

〈参考〉自動車重量税:国土交通省『自動車関係税制について』自動車損害賠償責任保険:自動車総合安全情報印紙代:軽自動車検査協会『継続検査(車検)』

各法定費用を必ず支払う必要がある理由も、確認しておきましょう。

法定費用 支払う理由
自動車重量税 車の重さで道路が劣化するため、道路管理等の財源として支払う。
(普通自動車は重量によって額が変動。軽自動車は重量に関わらず一律の額)
自動車損害賠償責任保険(24ヶ月) ・事故時の賠償に備えるために保険料を支払う。
(どの保険会社でも額は同じ)
印紙代 車検手続きの手数料として国に支払う。

次に紹介する費用は、車検を依頼する業者に相談をすると調整できる可能性があります。

見積もり書をお持ちの方は、照らし合わせながらご確認下さい!

法定費用以外は調整できる可能性アリ|内訳をわかりやすく紹介

法定費用以外の費用は、車の状態や車検の方針によって調整できる可能性があります。

費用項目 調整例
部品交換 ・ディーラー車検は純正部品が基本。ディーラー以外で社外品の部品を使うと費用ダウンの可能性アリ。
・車検が通る最低限の部品交換だけでOKなら、費用ダウンの可能性アリ。
整備費用 ・車検を依頼する業者によって金額が違う。
・車検を通すために必然の整備もあるが、省略できる整備もある。
法定点検費用 法定点検実施は法律上の義務だが、実施しなくても罰則が無い※

※法定点検を実施する必要性や費用については、こちらの記事で詳しく確認できます。

〈関連ページ〉車検シールの見方|丸・四角シールの違い、車検期限の確認方法、剥がすのはNGなど解説

上記一覧表の費用額は、車の状態によって変わります。また具体的な車検内容については、プロの整備士に相談しながら判断するのが一般的です。

ホリデー車検
ホリデー車検

茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で軽自動車の車検内容を検討したい方は、指定工場併設のガソリンスタンド『ホリデー車検日立大みか店』にご相談下さい。

※【お気軽WEB相談電話・LINE(画面右上のボタンをタップ♪)】にてご相談頂けます。無理な勧誘、しつこい電話営業などは一切行っておりませんので、ご安心下さい。

軽自動車・普通自動車の車検費用相場(法定費用含む)を紹介

車検費用

軽自動車の車検費用相場は、先程紹介した【法定費用+法定費用以外の費用=5〜8万円前後】が一般的です。

※車の状態によって費用額が変わる点をご了承下さい。

ただし車検費用は依頼する業者によって大幅に違うケースがあるため、ぜひ2〜3社に見積り作成を依頼して比較しましょう。

参考までに、ホリデー車検日立大みか店の車検費用を紹介します。

軽自動車以外の車検費用も紹介するので、参考にして下さい。

ホリデー車検日立大みか店 車検費用

〈関連ページ〉ホリデー車検日立大みか店 車検料金

軽自動車の車検費用はどこに依頼すると安い?|依頼先と特徴を紹介

車検

「車検費用は依頼する業者によって違う」と前述しましたが、なぜ費用に違いが生まれるのでしょうか。

予算や車検の方針に合う業者を選べるよう、車検を依頼できる業者ごとの特徴を確認しましょう。

軽自動車の車検依頼先と特徴

車検を依頼できる業者の種類と特徴を、一覧表にしました。

業者の種類 特徴
指定工場併設のガソリンスタンド ・他の業者と比較して車検費用が安いことが多い
・車検実施でガソリン代割引などの特典もある
・車検期間は即日〜が一般的
ディーラー ・他の業者と比較して車検費用が高いのが一般的
・純正部品交換など、安心感があるイメージ
・車検期間は長め(長くて1週間ほど)
指定工場の認証を受けた整備工場 車検費用や期間は整備工場によって違う
車検代行業者
(指定工場を持たないガソリンスタンド、カー用品店、車検代行専門店など)
・指定工場とお客様をつなぐ役割をするのが一般的
・車検費用に業者に支払う手数料が上乗せされる
・車検費用や期間は業者によって違う

※「指定工場」とは、国から車検を実施できると認証を受けた整備工場のことです。

上記一覧表で紹介した「指定工場併設のガソリンスタンド」では、給油のついでに車検の相談や見積り作成依頼をして、スムーズに車検が受けられます。

他の業者と比較して車検費用を抑えられる可能性が高いほか、車検特典もあるのが一般的です。お得感がありますね♪

また「指定工場がある=プロの整備士が常駐していてディーラーと同品質の整備が可能」なので、安心して車検を任せられます。

最寄りのガソリンスタンドが指定工場を併設しているかどうかを、ぜひチェックしてみて下さい!

ホリデー車検
ホリデー車検

茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で、指定工場併設ガソリンスタンドへの車検依頼はこちら電話・LINE(画面右上のボタンをタップ)からもお問い合わせ頂けます。

※無理な勧誘、しつこい電話営業などは一切行っておりません。ご安心下さい。

ガソリンスタンド車検とディーラー車検の違い、メリット・デメリットについては、こちらの記事で確認できます。
〈関連ページガソリンスタンド車検の不安を解消|費用、ディーラーとの違い、メリット・デメリットなど

軽自動車の車検費用を安くする4つのポイント

車に関する知識が無い場合、車検満了日が近づいたタイミングで出会った業者に車検を依頼しがちです。

「軽自動車なのに車検費用が高い!でも、よくわからないから依頼するしかない。」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

安くて安心の車検を受けるために、下記4つのポイントも参考にして下さい。

軽自動車の車検費用を安くする4つのポイント
  • 2〜3社に見積り作成を依頼。整備内容を比較して依頼先を決める。
  • 法定点検を受けて、車の状態を整えておく
  • メーカー保証(新車登録から3〜5年以内、10万km以内が一般的)を使う
  • ユーザー車検を実施する

法定点検の実施やメーカー保証の確認で、不要な費用を支払わずに車の状態を整えて、車検を問題なく通過できる可能性が高まります。

車に不具合がなければ、余裕を持って依頼先を選べますね♪

またユーザー車検とは、業者に車検を依頼せずご自身が車を軽自動車検査協会に持ち込んで車検を受ける方法です。

業者に依頼するよりも費用を抑えられますが、「ユーザー車検を実施してみたら整備が必要だった」という場合に困るケースもある点がデメリットです。

こちらの記事を確認すると、ユーザー車検を実施するかどうかが判断しやすくなります。ぜひチェックして下さい。

〈関連ページ〉ユーザー車検は廃止にならない。ユーザー車検の流れ、噂の元になったOBD検査を解説

軽自動車の車検Q&A

軽自動車の車検に関するQ&A

軽自動車の車検費用を詳しく紹介し、安心して車検を受ける方法も確認してきました。

最後に、ホリデー車検日立大みか店が軽自動車の車検でよく頂く質問と回答をまとめました。

軽自動車の車検に必要な書類が知りたい

軽自動車の車検に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 自動車税納税証明書
  • 認めの印鑑
ホリデー車検
ホリデー車検

書類を確認し、車の気になる不具合、ご要望、予算を伺ったうえで、車検内容をご相談致します。

自動車の自動車税を払っていない!それでも車検を受けられる?

自動車税を払っていない場合は、車検を受けられません。

車検の際には、必ず「期限が有効な自動車税納税証明書」をご提示下さい。

※期限は、自動車時税納税証明書に必ず記載されています。

(例)

自動車税納税証明書

自治体によって期限の記載場所が違うため、確認してみて下さい。

ホリデー車検
ホリデー車検

ちなみに、自動車税は期限を過ぎても納付できます。ただし期限を過ぎると、延滞税等が加算される点に注意が必要です。

軽自動車の車検を受ける流れが知りたい

ホリデー車検日立大みか店では、以下の流れで車検を実施しています。

軽自動車の車検の流れ

予約

来店・受付

前検査のうえで見積り。車検内容を相談のうえで決める。

整備

完成検査、指定整備記録簿・保安基準適合書など書類発行

車検内容の説明、必要に応じて今後のメンテナンスについてアドバイス

車検実施店によって流れが違う場合もありますが、「車検内容を相談のうえで決める」という点が大切です。

ホリデー車検
ホリデー車検

プロの視点から予算におこたえできない整備が必要なケースもありますが、丁寧に要望を聞き取り、説明をしてくれる業者を選ぶのがおすすめです!

軽自動車の車検にかかる時間はどれくらい?

車検にかかる時間は、即日〜1週間ほどが一般的です。

車検期間は車の状態や業者によって違うため、詳しくは車検依頼業者に確認しましょう。

軽自動車の自動車税納税証明書をなくした!再発行できる?

自動車納税証明書が手元に無い場合は、自治体の窓口で取得できます。

こちらの記事で詳しい取得方法を紹介しているので、ぜひ確認して下さい。

〈関連ページ〉車検の必要書類「納税証明書」について|必要・不要のケース、紛失時の再発行など解説

まとめ

軽自動車の車検費用について詳しく紹介してきました。

このコラムのまとめ
  • 車検は法律上の義務です。罰則もあるため必ず受けましょう。
  • 軽自動車の車検費用は、【法定費用26,230〜30,330円+整備費用】。
  • 整備費用は調整可能な場合があるため、見積りをしっかり確認するのが大切。
  • 業者によって車検費用が違う。指定工場併設のガソリンスタンドで車検をするとお得。
  • 日頃から車の状態やメーカー保証の内容を把握しておくのが大切。

安くて安心の車検を受けるために、今回の情報を参考にして頂けると幸いです。

また車の状態については、気軽に相談できるプロがそばにいると安心ですよね。

車を良い状態に保つことは、車検の費用負担軽減にもつながります。

ぜひお近くのガソリンスタンド、ディーラー、整備工場など、安心して車のことを相談できる業者を把握しておき、お困りのときに相談してみて下さい。

ホリデー車検
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