【ブレーキディスク】研磨って必要?どんな会社に依頼すればいいの?

安全のために点検・研磨が勧められるブレーキディスク

車検のとき、ブレーキパッドの交換を勧められることがありますが、一緒に「ブレーキディスクの研磨」を勧められた経験はありませんか?

ブレーキディスクは、タイヤと一緒に回転しており、ブレーキパッドを押し付けることで摩擦を生じさせ、速度を落とす機能を持つ大事なパーツです。ブレーキパッドの交換も大事ですが、ブレーキディスクのお手入れも同じくらい大事です。

本記事では、ガソリンスタンド『ホリデー車検日立大みか店』がブレーキディスクのお手入れ(=研磨)の必要性と共に、どうして交換ではなく研磨するのか、そして研磨を依頼する場合どの会社を選べばよいか解説します。

このコラムのポイント
  • ブレーキディスクの研磨には、安全のための様々なメリットがあります。
  • 交換よりも研磨がお勧め。その理由も安全のためです。
  • 研磨を依頼するなら、自社で行える会社に。
ホリデー車検
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「ディスクの研磨って必要なの?」と思っている人の疑問が解決するので、ぜひ読んでみてくださいね!

ブレーキディスクを研磨する必要性とは?

ブレーキディスクの研磨前・研磨後写真2(ホリデー車検日立大みか店)

最初に、ブレーキディスクを研磨する必要性について解説します。

普段、運転するとき意識しない部品ですが、乗り手の安全を守る大事なものです。しっかり整備して、あなたと同乗者の安全を守りましょう。

ホリデー車検
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乗り手の安全を守る大事なパーツ。しっかり整備しておきましょう!

理由(1)制動距離が伸びてしまう

ブレーキディスクを長く使用していると、パッドと噛み合う箇所に必要以上の凹凸が生じることがあります。車を止める際に必要な摩擦が生じづらくなり「制動距離が伸びてしまう」可能性があります。

制動距離が伸びれば、万が一のとき急ブレーキをかけても間に合わなくなることも。
「ブレーキの効きが悪いな」こう思ったら、ブレーキオイルやパッドの劣化とともに、ディスクの凹凸も気にしてみましょう。

理由(2)ブレーキの感覚がおかしくなる

ディスクに凹凸が生じると、ブレーキを踏んだとき「違和感を感じる」ことも。正常なディスクであれば、パッドと直角に噛み合い、ブレーキが効き始めてからスムーズに停車できます。

一方で凹凸や段が付いてしまったディスクの場合は、車に乗っている人が分かるほどの振動が生じる場合があります。当然、乗り心地だけでなく制動距離にも影響を与えるので、違和感を感じた場合は要チェックです。

理由(3)ブレーキディスクにサビが出る

ブレーキディスクは、海岸沿いを走ったときに付着した潮や、冬季の道路に撒かれる融雪剤が付着することで「サビが生じる」ことがあります。サビが発生すれば、パッドとのかみ合わせが悪くなるので、先述した制動距離の延びやブレーキの違和感につながるでしょう。

なお、サビが発生した期間が短時間の場合は、車を走らせてブレーキをかけることで、サビが落ちることがあります。一方で長期間車を停車させていて、サビがディスクの深い位置まで侵食。凹凸が生じている場合は研磨をかけた方がよいでしょう。

ホリデー車検
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冬季、融雪剤が撒かれた道路を走った後は下部洗浄をかけることをおすすめします!

理由(4)ブレーキをかけると異音が出る

ディスクに不要な凹凸が生じていることから、ディスク~パッド間で「異音が発生する」ことも。正常な状態であれば、ブレーキをかけても音が鳴ることはありません。

「キー」と高い音や「ゴー」と低い音、どちらが鳴っていても、何らかの異常が起きていると思い、ディスクやパッドの点検・修理を依頼しましょう。

理由(5)定期的なメンテでトラブルを避けられる

研磨を行うことで「事前にトラブルを避ける」ことができます。
ここまで述べた、制動距離・ブレーキの感触・音に関する問題は、ブレーキに起きている問題が極端に大きくなったときに露見するもの。実は徐々に問題は発生してしまっているのです。

問題が表面化したときには、運転に支障が出たり、異音で周囲に迷惑をかけたりすることになるので、事前に対処したいものです。何か異常を感じたら、すぐに相談できる車屋さんを探しておきましょう。

ブレーキディスクの交換より研磨がおすすめな理由

丁寧に行われる研磨作業

ディスクの研磨を勧めるとき、多くの人が感じる疑問は「研磨じゃなくって、交換じゃダメなの?」というものです。
結論から述べると、研磨でも交換でも、ブレーキの異常は抑えられます。ただし、研磨するメリットもあるので紹介しておきます。

ホリデー車検
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ブレーキは育てる意識で、長期目線で見てあげましょう!

理由(1)車種・使用環境にディスクが慣れている

1つめの理由は「ディスクが使用環境に慣れているから」です。

常に高速回転して、ブレーキパッドを押し付けられて高温になるディスクは、非常に過酷な環境にあり、新品の状態からしばらくすると、使用環境に合った形に”わずかに”変形を起こします。
使用環境に合わせて変形したディスクは、熱への耐性が高くなっていて、車種やブレーキ感覚に合った理想的なディスクになっているのです。

このことから、新品のディスクに頻繁に交換するよりも、使用中のディスクを研磨したほうが、ブレーキの感覚が変わらず、高い耐久性を保有しているので、研磨をおすすめしています。

理由(2)新品に交換するよりも安価

ディスクを新品に交換する場合は、車種や使用するディスクによりますが20,000円~/本ほどの費用がかかります。一方で、研磨する場合は5,000円~/本と「費用を大幅に抑えられる」メリットがあります。タイヤ4本分になると、価格差はさらに大きくなるでしょう。

特に、人気車種であるRV車など、比較的大きな車の場合、工賃や部品代が高額になるので、研磨を利用する経済的なメリットが大きくなります。

理由(3)高品質なディスクを使い続けられる

最後の理由は「品質の高いディスクを使い続けられる」ことです。
ブレーキディスクは純正品だけでなく、社外品も多く販売されており、安価な商品が販売されていることもあります。完全に値段と比例する訳ではありませんが、安価な製品は耐久性が低く、交換頻度が高くなる場合も。

高価でも耐久性が高く、高い品質の製品を選択し研磨することで、結局は長い目で見ると安価に、そして安全にドライブを楽しむことができます。

ブレーキディスクの研磨を依頼する会社の選び方

安全のために点検・研磨が勧められるブレーキディスク2

ディスクの研磨を選択する場合は、信頼できる会社を選ぶことが大切です。
どんな基準で選べばよいのか、解説していきます。

自社で研磨作業が行えるか

1つ目は「社内で研磨作業を行えること」です。
ディスク研磨の依頼は件数が少ないため、依頼した業者自身で研磨できない場合があります。その場合、研磨作業を行える会社に外注することになりますが、研磨後に「ブレーキの感覚がおかしい」などと相談するとき、自社で研磨が行えると相談や再研磨がスムーズに行えます。

ホリデー車検
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社内に研磨機を導入。高品質な研磨作業をお約束いたします!

高品質な研磨機械を導入しているか

2つ目は「信頼できる研磨機械の利用」です。

研磨機械も、ブレーキディスクと同様に多くの製品が販売されていて、日本製のものもあれば海外製のものもあります。高精度な製品の利用は、研磨の結果にも大きく影響を及ぼすので、どんな機械を利用しているのか確認してみましょう。

なお、ホリデー車検日立大みか店では「株式会社スター社 オートディスクレース ADL-01」という研磨機械を導入しています。

機械の製造や部品は信頼の日本製で、高い精度と耐久性を誇ります。切削機械をダイヤルを用いて微調整でき、精度の高い作業をサポートしてくれる点も魅力的です。
実際に使用した、ディスクのビフォー・アフター写真は次のとおり。研磨前と研磨後、どちらの方がブレーキが効くのかは一目瞭然です。

ブレーキディスクの研磨前・研磨後写真(ホリデー車検日立大みか店)

まとめ│ディスクの研磨で安心・安全を実現

ブレーキディスクの研磨について、必要性や依頼する場合の会社の選び方を解説しました。
普段、運転中に気にせずに使用している部品ですが、安全に直結する非常に大事なもの。長らくメンテナンスしていない人は、状態の確認だけでもしてもらいましょう。

お住まいの地域が茨城県日立市周辺であれば、社内に高性能な研磨機械を持つ、ホリデー車検日立大みか店にご相談ください。ディスクの状態に合わせて、最適なメンテナンスを提案致します。

ホリデー車検日立大みか店は、自社施工のブレーキディスク研磨ができるガソリンスタンドです。

ホリデー車検
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車の安全装備の中で最も重要なパーツのひとつ、ブレーキ。踏んだときの感覚や異音など、気になることがあればお気軽にご相談下さい!

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