【白い車の黒い汚れ、正体は?】取り除く方法4選&予防する方法3選

【白い車の黒い汚れ、正体は?】取り除く方法3選&予防する方法3選

「愛車をずっと綺麗なままで保っていたい…!!」
こう思う車好きの人は多いもの。しかし、車は雨や排気ガスなど、様々な要因で徐々に汚れていきます。特に真っ白なボディの車に乗っている人は「黒い汚れ」が気になってしまうでしょう。

そこで本記事では「白い車に発生する黒い汚れ」について解説します。

そもそも、白い車に発生する黒い汚れの正体は何なのか、どうすれば取り除けるのか、どうすれば予防できるのか、詳しく解説していきます。

〈関連コラム〉黒だと汚れやすい。予防対策、汚れ別の落とし方、黒・白の汚れやすさ比較を解説

このコラムのポイント
  • 黒い汚れの正体「排ガス・水垢・洗剤の残り・アスファルト」
  • 黒い汚れの対処法は4つ
  • 予防する方法は3つ
ホリデー車検
ホリデー車検

美しい白いボディに黒い汚れ、嫌ですよね。原因と対処法を確認しましょう!

「白い車に黒い汚れ」正体は?

白い車に発生する黒い汚れ、その正体は主に4つです。原因によって対処の方法も変わるので、まずは正体を確認してみましょう。

ホコリ・排気ガスなどが固着したもの

ホコリ・排気ガスなどが固着したもの

1つ目の正体は「大気中のホコリや排気ガス」が固着したものです。

周囲が隔絶された山地でもない限り、大気中には常に工場のばい煙や車の排気ガスといった物質が含まれていて、走行中駐車中に限らず徐々に降り積もります。こうした汚れが車に堆積・固着することで黒汚れが発生します。

雨後の雨粒を放置したときの水垢

2つ目は「雨後の水滴」です。
雨が降ると車の汚れが洗い流される気がしますが、それは間違いです。雨に含まれた汚れが車に付着して、乾燥するとともに固着してしまいます。雨水にはカルシウム分も含まれているので、乾燥することでカルシウム分が残って汚れをさらに頑固に固定化させてしまいます。

雨に限らず冬場の結露水でも同様の汚れは発生します。放置すると結露水が流れて、流れた部分だけ汚れが付着して目立つケースもあるので注意が必要です。

洗車後の洗剤に含まれる成分

洗車後の洗剤に含まれる成分

3つ目は「洗車を行ったあとの洗剤に含まれる成分」です。雨水と同様に、車の洗車用シャンプーなどメンテナンス用品も拭き取らずに乾燥させると、成分が残ってしまい悪目立ちしてしまいます。

当然ワックスなど、シャンプー以外の洗車用品も同様です。説明書に書いてあるとおりに施工しなければ、必要以上に成分が残り、黒汚れの原因になってしまう可能性があります。

ホリデー車検
ホリデー車検

洗車をした後はしっかり拭き取りを!跡が残ってしまうと美しさが半減してしまいます

アスファルトの成分が跳ね上げられたもの

4つ目は「アスファルトの成分」です。
普段道路を運転しているとき意識することはありませんが、アスファルトも完全に安定した物質ではないので、たとえば雨が降ってきたとき、微量ながら成分が流出します。こうして発生した汚れが、他の車によって跳ね上げられて愛車に付着すると、黒汚れとして目立ってしまいます。

「白い車に黒い汚れ」取り除く4つの方法

では、運悪く白い車に黒い汚れが付着してしまった場合、どのようにして汚れを除去できるのでしょうか。4つの方法をお伝えするので、気軽にできる方法から順番に試してみてください。

まずは水と柔らかい布で落としてみる

まずは水と柔らかい布で落としてみる

初めに試す方法は「水と柔らかい布」です。
白い車に発生した車の汚れの種類にもよりますが、大量の水とともに洗い流せば落ちてくれる汚れはあるもの。土・泥といった汚れなら、流水だけで落ちてくれる可能性があります。水だけでは洗い流せなくても、汚れの多くは浮いてくれるでしょう。柔らかい布を使って洗うことで、浮いた汚れを洗い流してさらに綺麗になります。

また、布で水気を拭き上げることで、水分の蒸発による汚れの発生を防げるので、水に濡れたとき拭き上げる癖をつけましょう。

〈関連コラム〉『新車のコーティング、自分でできる?』手順と特徴を解説します!

一般的なカーシャンプーを利用する

汚れの正体が土や泥ではなく、油汚れであったなら「カーシャンプーを利用」することで綺麗になるかもしれません。カーシャンプーは界面活性効果があり、油汚れに付着して汚れを浮かせて流れやすくしてくれます。

水だけで綺麗になっている実感が得られないなら、まずはカーシャンプーの利用を検討してみましょう。

ホリデー車検
ホリデー車検

コーティングを施している車の場合、カーシャンプーの選択にも気をつけた方がいいかもしれません。お気軽にご相談を!

専用のクリーナーを使用する

カーシャンプーを利用しても汚れが取れない場合は「専用のクリーナー」の使用を検討します。

たとえば、汚れの種類がアスファルトに由来するものなら、アスファルトピッチと呼ばれる非常に頑固な汚れになっている可能性があります。ピッチクリーナーやタールクリーナーと記載されている商品が該当し、専用の溶剤で除去しやすくなるので試してみましょう。

ほかにも水垢がウロコ状に固まってしまった場合には、イオンデポジットクリーナーを利用するなど、簡単に落ちない種類の汚れの場合は、それぞれの専用品を使用します。

〈関連コラム〉車のボディ・ガラス汚れの種類(ピッチタール、黒い汚れなど)、原因、落とし方を解説

粒子の細かいコンパウンドを利用する

カーシャンプーや専用のクリーナーでも取れない汚れの場合は、化学的に結合して簡単に除去できない状態になっている可能性があります。この場合は物理的に削り切るために「コンパウンド」を利用します。コンパウンドとは、微細な粒子を含んだ粘土などを利用することで、表面を薄く削ることを指します。

なお、コンパウンド材には荒目~細かめと様々な製品があるので、まずは細かいものを使用してみましょう。

「白い車の黒い汚れ」予防する3つの方法

白い車に黒い汚れが付着した場合の洗浄方法を紹介しましたが、そもそも付着させずに予防的な方法はないのでしょうか。

雨に濡らさない、こまめに拭き取る

雨に濡らさない、こまめに拭き取る

1つ目の方法は「雨に濡らさないこと、こまめに拭き取ること」です。

排ガスなどの汚れが徐々に堆積することはありますが、それ以上に雨による汚れの堆積は深刻です。このため、カーポートやガレージを利用して「濡らさない」のは黒い汚れを防ぐ重要な対策です。さらに濡れたときに「こまめに拭き取ること」も大きな効果を発揮します。

ホリデー車検
ホリデー車検

「こまめに水洗い・拭き取り」で頑固な汚れを回避できます。まめなお手入れが大切ですね!

黒汚れが見えにくい色の車に乗る

2つ目の方法は「黒汚れが目立たない色の車に乗る」こと。
根本的な解決策ではありませんが、汚れが目立ちにくい色の車に乗ることも、汚れへのストレスを減らすための方法といえるでしょう。

真っ白な色の車は美しいですが、黒い汚れがどうしても目立ってしまいます。逆に黒い車だと、白い汚れが目立ってしまうので、シルバーや明るいブラウンなど、黒汚れも白汚れも目立たない色を選択するとストレスが軽減されます。

ボディーコーティングを行っておく

ボディーコーティングを行っておく

▶黒い汚れにも効果アリ!茨城県日立市ボディーコーティングはホリデー車検日立大みか店まで!

3つ目の方法は「ボディコーティング」を行っておくこと。
車の塗装の上に、もう一層汚れを落ちやすくするための層を設けるのがコーティングです。コーティングは水垢や油汚れが付着したとき、水洗いでも簡単に汚れが落ちるようにしてくれる優れものです。

一定期間経過すると効果が薄れるため、再施工する手間はかかりますが、真っ白な車を好む人が黒い汚れを避けるためには、コーティングを行うのは効果的といえます。

〈関連コラム〉車にガラスコーティングをするデメリットNo.1は雨染み。後悔しないメンテナンスを解説

まとめ│白い車の黒汚れは早期対処が大事

まとめ│白い車の黒汚れは早期対処が大事

白い車に黒い汚れが発生する原因や、発生したときの洗浄方法、さらに予防するための方法について解説しました。

黒い汚れの正体は、大気中の排ガスなどを原料とするもの、水アカ、アスファルトの油分など多岐に渡ります。そのいずれも、対処するためには、水気の拭き上げを始めとする早期対処が重要です。雨に濡らさない、濡らしたら拭き取る、こうした日々の手入れこそが、黒い汚れを防ぐために最重要といえます。

また、黒い汚れをさけるために「カーコーティング」も効果を発揮します。水を弾き、油汚れを遠ざけるコーティングは日々のお手入れの手間を減らしてくれます。お手入れに大変さを感じている人は、コーティングの利用も検討してみましょう。

ホリデー車検
ホリデー車検

ホリデー車検日立大みか店では、黒い汚れに効果のあるカーコーティングも承っています♪詳しくはこちらをご確認のうえ、画面右上のボタンからLINE・電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。

茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で車検間近の方は、指定工場併設のガソリンスタンド『ホリデー車検日立大みか店』にご相談下さい。

ディーラー同様の技術・経験を持つ整備士が、丁寧にご希望を伺ったうえで現状に合うアドバイスをさせて頂きます。

画面右上のボタンからLINE・電話にてお気軽にお問い合わせ下さい!

※無理な勧誘、しつこい電話営業などは一切行っておりません。ご安心下さい。