『車のコーティング不要論は正しい?』しない方がいい4つの理由とした方がいい4つの理由
「車のガラスコーティングは不要である」こうしたコーティング不要論がありますが、正しいのでしょうか。
本記事では「車のガラスコーティングをしない方がいいと言われる理由」について紹介した上で、逆に「した方がいい理由」についても解説。結局おすすめできるのかを検証します。
車種や施工するお店によって異なりますが、おおむね5万円を超える決して安くはない値段で行われるガラスコーティング。施工するか迷っている人は、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
このコラムのポイント |
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個人的には、ガラスコーティングは行った方がいいと思います。でも、お手入れも必要になることもあり、万人におすすめできる訳ではないのが難しいところです!
Contents
車のガラスコーティング『しない方がいい』理由は?
はじめに、ガラスコーティングは「しなくていい」という意見を聞いてみましょう。
〔しない方がいい理由 まとめ〕
- 別に車が汚くても移動に支障はないから
- セルフ洗車機のワックスで十分だから
- ガラスコーティングの再施工費用がかかるから
- 青空駐車の場合雨シミが目立ってしまうから
別に車が汚くても移動に支障はないから
1つ目の意見は「車が汚くても気にしない」というもの。
確かに、車を保有する主な目的は人やモノを移動させることで、綺麗でも汚くても目的を達成することはできます。
特に日本では、花粉・黄砂・梅雨・夕立・秋雨・雪と、車を汚してしまう要素が季節ごとに用意されているので、頻繁に洗車を行ったり、適当な間隔でガラスコーティングを施さなくてよい、という意見には一理あります。
〈関連記事〉車が黒だと汚れやすい。予防対策、汚れ別の落とし方、黒・白の汚れやすさ比較を解説
セルフ洗車機のワックスで十分だから
2つ目の意見は「セルフ洗車機でも十分だから」というもの。
先述したとおり、ガラスコーティングを施工する場合、5万円前後、コーティングの種類や車種によっては10万円を超えるケースも存在します。
一方でセルフ洗車機の場合、ワックス洗車や撥水加工洗車を1,000円前後で利用できます。効果の持続性は低いものの、月に一度など定期的に洗車すれば、愛車を綺麗に保てる可能性はあります。
時間のあるときに気軽に寄って簡単に車体の汚れを落とせる点は、セルフ洗車機の強みといえるでしょう。
ガラスコーティングの再施工費用がかかるから
3つ目の意見は「ガラスコーティングでも再施工費用がかかるから」です。
ガラスコーティングは一度施工すれば効果が永続的に続く訳ではありません。施工するコーティングの種類にもよりますが、3年ほどで再施工が必要になり、高額な費用を再度支払う必要があります。
綺麗になるとしても、3年に一度5万円の費用が必要と意識すると施工に尻込みしてしまいます。
青空駐車の場合雨シミが目立ってしまうから
4つ目の意見は「青空駐車場の場合、ガラスコーティングをしてもしなくても、雨シミがつく」ことです。
ガラスコーティングを行うことで、全ての汚れを防げる訳ではありません。雨水を放置すれば、雨水の中のカルシウムなどの成分がコーティングの上から固着してしまいます。固着した成分の上から汚れが積もれば、コーティングによる防汚効果はなくなってしまうでしょう。
特に、ガレージもカーポートもない青空駐車場に駐車している場合は、雨が降るたびに汚れが堆積して、雨シミを作ってしまいます。雨のたびに拭き取りに行くのは現実的ではないので、青空駐車場を利用している人も、ガラスコーティングは不要と考えることが多いようです。
〈関連記事〉車にガラスコーティングをするデメリットNo.1は雨染み。後悔しないメンテナンスを解説
車のガラスコーティング『した方がいい』理由は?
では、逆にガラスコーティングを「施した方がよい」と考える人の意見には、どんなものがあるのでしょうか。
〔した方がいい理由 まとめ〕
- 塗装を太陽光や擦り傷から守ってくれる
- 新車に乗り換えるときの査定額が上がる
- 愛車をツヤがある状態に保てる
- 洗車時に汚れが落ちやすくなる
塗装を太陽光や擦り傷から守ってくれる
ガラスコーティングによる恩恵として、最も期待されるのは「太陽光・擦り傷から塗装を守ってくれること」です。
新車の塗装は、太陽光や大気中の汚れ、塩分など様々な劣化要素に晒されて、徐々に劣化します。劣化が進行すると、部分的に塗装が剥げ始めたり、色が薄くなってしまうことがあります。
しかし、ガラスコーティングを施して新たな層を設けることで、元々車に塗装されていた層を守ってくれます。ガラスコーティングの層は劣化してしまっても、再施工すれば再び元通りになります。適切な間隔でコーティングすることで、塗装の剥げや色が薄くなる現象を防いでくれるのです。
さらに、ガラスコーティングは十分に固化すると高い強度を持ちます。運転する中でやむを得ず当たってしまう葉や土など、愛車につく傷から守ってくれるでしょう。
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新車に乗り換えるときの査定額が上がる
塗装を保護することと関連して「新車に乗り換える際の下取りで査定額が上がる」ことも期待できます。
ガラスコーティングを施していること自体は、査定額に大きく影響することはありません。しかし元々の塗装が劣化せずに残っていることは、査定額にプラスとなります。
このことから、5年程度のサイクルで新車に乗り換える人にとっては、1、2回程度のガラスコーティングを施すことで査定額を上げられることを考えると、コーティング費用も無駄にはならないと考えられそうです。
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表面的な汚れは簡単に洗い流せるので、査定額に影響はありません。しかし固着した汚れや、塗装面へのダメージは査定額に響くので、ガラスコーティングで防ぐ意義は大きいといえます。
愛車をツヤがある状態に保てる
塗装の保護や査定額アップは実用的なメリットですが「愛車に独特のツヤが付加される」ことは、車を保有・運転する際の満足度を上げる要素となります。
車の表面を保護する加工はガラスコーティングだけではありません。車用のワックスやポリマーといった樹脂系のコーティングなど、様々な加工が存在しますが、ガラスコーティングならではの濡れたようなツヤは他の仕上げでは見られません。
コーティングを施工したばかりのとき、洗車をしたとき、車に乗車する前など、独特のツヤ・輝きを見るたびに、愛車の美しさへ満足を覚えるでしょう。
〈関連記事〉『新車のコーティング、自分でできる?』手順と特徴を解説します!
洗車時に汚れが落ちやすくなる
ガラスコーティングを施すことで、塗装の表面に汚れが付着しにくく落ちやすい層を設けられるので「洗車のときに汚れが落ちやすくなる」のも嬉しい点です。
降雨だけでもボディの汚れの大きいものが落ちてくれるので、雨の後は拭き上げるだけでも綺麗なボディになってくれます。定期的な洗車のときも、水洗いで汚れを落として拭き上げればよいので、お手入れが楽になるのはメリットです。
気をつける必要があるのは雨シミです。ガラスコーティングは雨に含まれる成分と相性がよく、付着しやすい性質を持ちます。このため、洗車の後や雨に濡れた後、可能な限り早めに拭き取ることが求められます。
雨シミを避けるために、撥水性能の高いガラスコーティングを利用するのも手です。
まとめ│美しく保ちたい人にはガラスコーティングがおすすめ!
「車のガラスコーティングは不要である」という論調と「必要である」という意見について、紹介・解説しました。
ガラスコーティングは車の元々の塗装を太陽光から保護してくれて、長期間に渡って綺麗な状態を保ってくれます。ただし、定期的な洗車や雨の拭き取りなど、日々のお手入れが必要になってしまいます。
このことから、ガラスコーティングは万人に勧められる訳ではなさそうです。もしもあなたが、定期的なお手入れが苦にならず、愛車を綺麗に保ちたいと思える人なら、ガラスコーティングは施工すると高い満足感が得られるかもしれません。
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