愛車を守る『プロテクションフィルム』とは?メリット・デメリット、価格や自分でDIYの可否など特徴を解説

美しく輝くツヤのある車体

『プロテクションフィルム』とは、車を汚れや傷から守る目的で貼り付ける薄い樹脂製のフィルムです。

一般的なガラスコーティングなどと比べて厚い保護層を設けられることから、塗装面への高い保護効果を期待できる製品です。

 

本記事では、そんなプロテクションフィルムとは、どのような製品なのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを解説します。

価格や料金、DIYの可否など聞かれることの多い質問にも回答しますので、愛車のボディを美しい状態に保ち続ける方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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このコラムのポイント
  • 車に施工する「プロテクションフィルム」は150ミクロンと十分な厚さがある樹脂製のフィルム(ガラスコーティングは0.3ミクロン前後)です。
  • 十分な厚みがあることから、各種傷や太陽光による劣化を防ぐ効果が高いとされます。
  • 比較的施工費用が高い点やガラスコーティングより劣化が早い点など、注意が必要な点もあります。

茨城県でプロテクションフィルムについて知りたい方、施工を検討している方は、お気軽にホリデー車検日立大みか店へお問い合わせください!

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車を保護する「プロテクションフィルム」とは?

車を保護するプロテクションフィルムの施工状況

はじめに、「プロテクションフィルム」とはどういった製品なのか紹介します。

 

プロテクションフィルムは、透明なフィルムを車体に貼り付けることで、愛車の車体を傷や汚れから守る効果を持つ特殊なフィルムです。

車の傷や汚れ防止に一般的に用いられているガラスコーティングは0.3ミクロン前後の厚みですが、プロテクションフィルムは150ミクロンほどと、十分な厚みを持つことが大きな特徴です。

また、製品によっては傷がついた箇所を自動で埋めていく自己修復機能を持っていて、軽度の傷であれば時間とともに修復する効果を発揮します。

 

カーコーティングと異なる点として、貼り付けたフィルムを剥がせる点も特徴的です。

フィルムが傷ついたり劣化した場合に、剥がして新たなフィルムを施工することで新品のような輝きを取り戻せます。

プロテクションフィルム5つのメリット

プロテクションフィルムならではの6つのメリットとは?

こうした特徴を持つプロテクションフィルムには、フィルムならではの5つのメリットがあります。

施工を検討している方は参考にしてください。

  • 飛び石・擦り傷から愛車のボディを守る
  • 太陽光などによる劣化から塗装面を保護する
  • カーコーティングより厚みがあり衝撃に強い
  • 部分的な施工も可能で気になる場所だけでも施工できる
  • 剥がすことで新車のような状態になり資産価値を守れる
  • 製品によっては異なる質感を付加できる

 

飛び石・擦り傷から愛車のボディを守る

プロテクションフィルムは厚みがあることから、飛び石や擦り傷といった各種の傷から愛車のボディを守れる点がメリットに挙げられます。

150ミクロンという厚みがあるため、比較的大きな飛び石を受けた場合でも、元の塗装面に傷が入ることはありません。

太陽光などによる劣化から塗装面を保護する

プロテクションフィルムを貼り付けることで太陽光による劣化から愛車を守れる

傷だけではなく、十分な厚みを確保したことで太陽光鳥の糞酸性雨など、ボディの塗装を劣化させるあらゆる要素への高い耐久性を実現しています。

こうした塗装への傷や劣化に対する強さが、プロテクションフィルム最大のメリットです。

部分的な施工も可能で気になる場所だけでも施工できる

プロテクションフィルムは部分的に施工できる点もメリットに数えられます。

車の傷や劣化が進みやすい箇所は、強く風を受けるフロント部分や手で触ることの多いドアハンドル周辺、太陽光が当たりやすいボンネットやルーフ部分など、限られています。

全体にプロテクションフィルムを施工すると費用も嵩んでしまうことから、費用を抑えつつ気になる点のみ施工できる点は魅力的です。

剥がすことで新車のような状態になり資産価値を守れる

プロテクションフィルムを貼ることで劣化から愛車を守り売却価格を高めることにもつながる

プロテクションフィルムは剥がせる点も強みです。

貼り付けたフィルムが劣化したり傷が目立つようになった場合は、フィルムを剥がせば元の塗装面が現れて新車と同等の質感が戻ります

塗装の劣化や傷がなければ、車を売却する際の査定も高くなり資産価値を守れます
このため乗り換えの回数が多い方にもおすすめです。

製品によっては異なる質感(マット感など)を付加できる

マット感のある車の背面

製品によっては車の質感を全く異なるものにできる点もメリットに挙げられます。

たとえばマットカラーのプロテクションフィルムを選べば、元々ツヤのある塗装であってもマットな質感に変貌します。

貼り付けたフィルムを取り外せば元の塗装が出てくることから、気軽にイメージチェンジできます。

プロテクションフィルム最大の特徴は150ミクロンもの厚みです。「愛車を傷から守りたい」「太陽光による劣化を防ぎたい」このように思う方は、ぜひ施工を検討してみてください!

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プロテクションフィルム3つのデメリット

一方でプロテクションフィルムを利用する際にはデメリットを感じることもあります。

以下の3つのポイントを認識してから施工することを決めましょう。

  • フィルム貼り付けの施工費用が高い
  • カーコーティングと比較して劣化が早い
  • 洗車機での洗車は非推奨

 

フィルム貼り付けの施工費用が高い

プロテクションフィルムは、一般的なガラスコーティングと比べると高額である点に留意が必要です。

ガラスコーティングであれば10万円前後の費用で施工できますが、プロテクションフィルムの場合はボディ全体に施す場合は小型車でも80万円~、大型車になると100万円を超える費用がかかります。

メリットで紹介したとおり部分的な施工もできますので、傷が気になる箇所や太陽光が当たり続ける箇所など限定して試してもよいでしょう。

プロテクションフィルムが気になったら、施工できる店舗に見積もりを取りましょう。

茨城県でプロテクションフィルムに興味をお持ちの方は、お気軽にホリデー車検日立大みか店へお問い合わせください!

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カーコーティングと比較して劣化が早い

プロテクションフィルムは耐用年数が短めである点もデメリットに挙げられます。

通常、ガラスコーティングが5年ほどの寿命である一方で、プロテクションフィルムは1~3年ほどの寿命です。

ただし、プロテクションフィルムの製品によって寿命は異なり、製品によっては5~10年ほどの耐用年数を持つものもあります。

>参考:XPEL JAPAN:「XPELペイントプロテクションフィルム」

洗車機・高圧洗浄機での洗車は非推奨

日々のお手入れのとき、洗車機や高圧洗浄機の使用は推奨されません

フィルムは薬剤や熱を利用して貼り付けるものの、端部からの浮きや、高圧洗浄機の1点集中での破れといった現象が起きる可能性はあります。

せっかく高い質感と汚れや傷への耐久性を確保しても、剥がれてしまっては意味がありませんので手洗い中心でのお手入れをおすすめします

「プロテクションフィルム」に関する疑問点

記事の終わりに、プロテクションフィルムに関して聞かれることの多い疑問点について、紹介・回答します。

自分で・DIYっできる?貼り方・剥がし方は?

A.プロテクションフィルムはDIYでの施工は可能ですが、仕上がりや耐久性を期待する場合は専門店での施工をおすすめします。

プロテクションフィルムは指定の薬剤とヒートガンがあれば施工自体は自分で行うことも可能です。しかし下地処理をしっかり行わなければ、ゴミや汚れにフィルムでフタをすることになりかねません。

 

また、外で施工していると落ち葉やホコリが混入する可能性もあり、さらにすぐに乾燥してシワができる可能性もあります。

フィルム本体の費用も比較的高額であることから、車のコーティングなどに慣れていて自信がない限りはプロに依頼することをおすすめします。

施工店はどのように探せばいい?

A.「地域名+プロテクションフィルム」で検索をかけてみましょう。

ガラスコーティングを行う会社は多くありますが、プロテクションフィルムを施工できる会社は多くはありません。

また、プロテクションフィルムの情報自体もインターネット上に多く出回っている訳ではありませんので、「お住まいの地域+プロテクションフィルム」などと検索して、プロテクションフィルムの情報を発信しているガソリンスタンドや整備工場などに問い合わせてみましょう

茨城県でプロテクションフィルムに興味をお持ちの方は、お気軽にホリデー車検日立大みか店へお問い合わせください!

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まとめ│プロテクションフィルムで愛車を傷から守る

赤い車にプロテクションフィルムを施す作業風景

150ミクロン前後と厚いフィルムを貼り付けることで、新車のような光沢を付加するとともに汚れや傷に対して高い耐久性を実現するプロテクションフィルムの特徴を紹介しました。

愛車に傷をつけたくない方、将来売却する予定があり資産価値を維持したい方などに、プロテクションフィルムはおすすめです。

 

ただし、製品によっては劣化が早かったり、施工費用が比較的高くなったりと利用をためらうこともあるでしょう。こうした場合は、部分的に施工するなど試しに小さな範囲に対して施工することをおすすめします。

 

まずは、実際にプロテクションフィルムを施工できるガソリンスタンドや整備工場などに、費用や効果について気軽に尋ねてみましょう。

>茨城県で、プロテクションフィルムの施工に興味をお持ちの方は『ホリデー車検日立大みか店』へお気軽にご相談ください!

 

茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で車検やボディーコーティングその他車に関する疑問をお持ちの方は、指定工場併設のガソリンスタンド『ホリデー車検日立大みか店』にご相談下さい。

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