洗車機のあと拭き上げしない・走って乾かすのはNG？拭き上げのやり方・注意点も解説

「洗車機を利用した後、拭き上げしないと問題はありますか？」
「洗車が終わり走って乾かすのはダメですか？」
本記事では、こうした疑問にお答えします。

結論からお伝えすると、洗車機を利用したあと拭き上げをせず、走って乾かす方法はおすすめできません。

その理由や、洗車機を利用した後の拭き上げのやり方についてもお伝えしますので、愛車を常に綺麗に保ちたい方はぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
洗車機を利用した後、乾かさず走ると「雨シミ」「汚れの再付着」を起こす可能性があります。 洗車のたびの拭き上げやガラスコーティングを活用して、拭き上げの労力を減らすことを検討しましょう。

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拭き上げしない・走って乾かすのはNGな3つの理由

洗車機が終わった後、拭き上げをせず走って乾かすことをおすすめできないのは、以下の3つの理由からです。

 

雨シミの原因になる

1つ目の理由は、雨シミ（水シミ）ができるからです。

洗車後の水や雨は放置すると乾燥し、水分中に含まれるカルシウムやマグネシウムといった物質が車体に残ります。
雨シミ（水シミ）は車体表面に白い汚れとして残りますので、生じないよう拭き上げることをおすすめします。

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汚れの原因になる（他の汚れが付着しやすい）

2つ目の理由は、汚れの原因になることです。

ボディが乾燥している状態であれば付着しないはずの汚れも、水気があることで付着しやすくなり汚れの原因となります。
洗車機を利用した後に走って乾かすと、他の車の排気ガスやホコリ、花粉などが付着しますので、しっかり拭き上げしてから走行することをおすすめします。

雨シミ・汚れを取るのに費用がかかる

3つ目の理由は、拭き上げせずに走行することで発生する、雨シミ・汚れができると除去する際に労力や費用がかかることです。

一度発生した雨シミと汚れは、除去するために専用の薬剤が必要となったり、微粒子で削り取るコンパウンドが必要となったりします。
こうしたアイテムの購入費用が必要になりますし、それでも取れない場合は専門の業者に依頼して研磨、塗装することとなるかもしれません。

また、雨シミや汚れを除去するために検討する時間や除去に労力がかかる点も認識が必要です。
洗車機のあとに用意されたタオルで拭き上げれば、こうした手間や費用はかかりませんので、水滴を残さず拭き上げることをおすすめします。

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拭き上げの労力を減らす方法

こうした理由から、洗車機を利用した後は拭き上げることが勧められますが、拭き上げにかかる労力を減らす方法もありますので紹介します。

ワックス

洗車後の拭き上げの手間を減らすには、定期的にワックスを塗布する方法があります。

ワックスは、製品によっては撥水効果や防汚効果を持つものがあり、撥水効果があるものであれば洗車時に残る水滴を減らせるでしょう。
防汚効果を持つものについても、洗車後の排気ガスやホコリなどの付着を防ぐ効果を期待できます。

〈関連記事〉【車はワックス・コーティング どっちがおすすめ？】業者の選び方などよくある疑問についても解説

コーティング

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ワックスと同様に、撥水・防汚効果を期待できるのはガラス系などのカーコーティングです。

製品ごとに違いはあるものの、高い撥水効果、防汚効果を期待できます。
特筆すべき点は、ワックスと比べて効果の持続時間が長いことです。
コーティング剤にもよりますが、5年前後の効果を期待できますので、何度も再塗布する手間を軽減できる点もメリットといえます。

プロの手洗い洗車を利用

洗車機にこだわらず愛車を手間をかけずに綺麗にするためには、手洗い洗車サービスを利用する手もあります。

プロの手洗い洗車サービスは、一貫してプロが洗浄から拭き上げまでの工程を担当しますので、雨シミや汚れの再付着を防げます。

洗車機と比べて費用が高額である点がデメリットですが、定期的に利用して徹底的に汚れを落とすタイミングを作りましょう。

〈関連記事〉【ガソリンスタンドの洗車│機械と手洗いどっちがいい？】メリット・デメリット比較と費用・注意点まで解説

洗車の回数を減らす工夫

直接拭き上げの労力を減らすアイデアではありませんが、洗車の回数を減らす工夫を凝らすことも間接的に労力を減らすことにつながります。

たとえば、青空駐車場を利用している場合、雨が降るたびに汚れが付着しますし、太陽光によりワックスやコーティングが劣化することも心配です。

可能であれば、屋根つきの駐車場やガレージの利用などによって雨シミや汚れの付着を防ぐなど、洗車の回数を減らす工夫を検討しましょう。

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知っておきたい「拭き上げのやり方・ポイント」

記事の終わりに、洗車機を利用した後、どのように拭き上げることが好ましいのかを解説します。
以下、4つのポイントに留意して拭き上げすると水滴を残さず綺麗に拭き上げることができるでしょう。

 

洗車専用のタオルを使用する

1つ目は、洗車用のタオルを使用することです。

洗車用のタオルはマイクロファイバーなどを利用していますので、水滴を素早く拭き上げて効率的に乾燥できます。
また、繊維が柔らかいことからボディを傷つけずに拭ける点もメリットです。

車用品店やホームセンターで複数枚のセット販売をしていますので、砂の付着によるキズの発生を防ぐために、ボディ上部用、下部用、足回り用など部位ごとにタオルを使い分けて拭き上げましょう。

上から下に優しく拭き上げる

2つ目は、上から下へと優しく拭き上げることです。

水滴は上から下に落ちますので、上から順番に拭いていくことで水滴が下に落ち、一度拭いた場所に再度水滴が残ることを防いでくれます。

また、砂が付着しやすいボディ下部や足回りを最後に洗うことで、ボディ上部やガラスなどへ砂によるキズがつかないようにすることも期待できます。

乾燥する前に手早く拭き上げる

3つ目のポイントは、水滴が乾燥してしまう前に手早く拭き上げることです。

ボディに付着した水滴は乾燥の速度が早く、気付いたら乾燥して雨シミになっているケースがあります。
拭き上げる前に乾燥しきってしまわないよう、洗車機を利用した場合は速やかに拭き上げることをおすすめします。

炎天下、風の強い日の洗車・拭き上げを避ける

4つ目は、炎天下や風の強い日の洗車や拭き上げを避けることです。

こうした日は洗車機が終わってすぐに乾燥してしまいますので、雨シミが起こりやすい時期といえます。
夏場や風の強い日に洗車したい場合は、気温の低い朝方に洗車したり、日影のある洗車場で洗車することをおすすめします。

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まとめ│適切な拭き上げで汚れの再付着を避けよう

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洗車機を利用する際の「拭き上げしなくて大丈夫？」「走って乾かしちゃダメ？」こうした疑問にお答えしました。

洗車機は気軽に利用でき、車を短時間で綺麗にしてくれる便利なツールですが、利用後に拭き上げない場合は雨シミや汚れの付着といったデメリットが起こる場合があります。
面倒に感じた場合でも、洗車後は速やかに拭き上げすることをおすすめします。

なお、拭き上げの労力を軽減するためには、長期的な耐久性が高く、洗車機の回転ブラシなどにも耐える、ガラスコーティングを施すことをおすすめします。
ガラスコーティングにも複数あり、それぞれ特徴が異なりますので、茨城県でコーティングを検討中の方はホリデー車検日立大みか店まで、お気軽にご相談ください。

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