フロントガラスの汚れ（内側・外側）｜原因と種類（白い斑点、油など）、落とし方、防止方法を解説

フロントガラスが汚れると、運転時の視界が悪くなります。

いつも内側・外側両方をキレイに保ちたいですよね。

でも汚れに気づかず放置してしまい、簡単に落ちない状態になってお困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は車の汚れについて多くの相談を承ってきたガソリンスタンド『ホリデー車検日立大みか店』が、フロントガラスの汚れについてわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
フロントガラスの内側・外側につく主な汚れの種類と原因を把握しましょう。 汚れの原因に応じた落とし方を確認し、フロントガラスを傷つけずにキレイにしましょう。 フロントガラスの汚れは防止できます。汚れ防止方法を紹介します。

フロントガラスのキレイな状態を保ち、ストレス無く安全に運転するために、ぜひ最後までごらん下さい！

【フロントガラス内側】頑固な汚れの原因と種類、落とし方

まずはフロントガラス内側の汚れについて解説します。

フロントガラス内側が汚れる原因と種類（ヤニ、手垢、ホコリなど）を一覧表で紹介

フロントガラスの内側が汚れる主な原因と汚れの種類を、一覧表で確認して下さい。

原因	種類（見た目）
車内での喫煙によるヤニ	・光が当たると水玉のような模様がついている ・ガラスが黄ばんだ感じ
フロントガラスを触ったときについた手垢	・汚れが白く浮き上がる
シートの繊維、外から持ち込んだ砂などのゴミ	・ガラスが曇っているような感じ
車内での飲食時についた油等	・光が当たると七色に浮き上がる

フロントガラス内側には車の使い方によってさまざまな汚れが付着しますが、大抵の汚れは早く対処すれば水拭きで簡単に落とせます。

フロントガラス内側についた頑固な汚れの落とし方

フロントガラス内側を拭いてすぐは、キレイになったと感じますよね。

でも時間がたつと汚れが浮き上がってきて、しっかり落ちていなかったことに気づくという経験がある方も多いと思います。

フロントガラス内側の頑固な汚れを落とす際には、以下のものを準備して下さい。

準備物	備考
キレイなマイクロファイバータオル2枚	・水拭き用1枚、乾拭き用1枚 ・毛羽立ちによる汚れ残りを防ぐため、できれば一度洗ったものを使うのがベスト
ガラスクリーナー	家庭用ガラスクリーナーでもOKだが、車用の泡タイプを使うのがおすすめ

このほか、できれば浄水を用意して下さい。（バケツ一杯程度）

水道水にはカルキなどの成分が含まれていて、水分の吹き残しがさらなる汚れにつながる可能性があるためです。

準備物が揃ったら、以下の方法でフロントガラス内側の頑固な汚れを落とします。

落とし方
まずは、車を日影に移動するのがおすすめです。（気温が高い季節は、外気温が下がる朝・夕に作業をするのがおすすめ） フロントガラス自体の温度が高いと洗剤の水分がすぐに蒸発し、さらなる汚れにつながるためです。 マイクロファイバータオル1枚を水で濡らし、適度に絞る （ある程度水分を残すことで汚れが浮き上がりやすくなる） ↓ 濡らしたマイクロファイバータオルでフロントガラスを拭く ↓ マイクロファイバータオルを水洗いして、かたく絞る ↓ ガラスクリーナーを窓に吹きかけ、かたく絞ったマイクロファイバータオルですみずみまで拭く ↓ 乾いたマイクロファイバータオルで水分を拭き取る

フロントガラス内側につく頑固な汚れの多くは油性で、「軽く拭くだけ＝油分を広範囲に伸ばすだけ」という状態になりがちです。

少し面倒ですが、上記のように丁寧に作業して頂けると幸いです。

また「油性の汚れなら家庭用食器洗剤で落ちそう」とイメージする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのため、車用のクリーナー（液垂れしにくい泡タイプ）を選ぶのがおすすめです。

【フロントガラス外側】頑固な汚れの原因と種類、落とし方

次に、フロントガラス外側の汚れについても確認しましょう。

フロントガラス外側が汚れる原因と種類（白い斑点、油、虫など）を一覧表で紹介

フロントガラス外側が汚れる主な原因と汚れの種類を、一覧表で確認して下さい。

原因	種類（見た目）
洗車時に残った水滴等が乾燥	白い斑点のような汚れ
ワックスが雨等で溶け出す	虹色の汚れ
虫がぶつかって付着	黒く凹凸のある汚れ
大気中の花粉が付着	茶寄りの黄色の粉
鳥のフンが付着	茶色と白の液状の汚れ

フロントガラス外側は常に大気にさらされているため、あっという間に汚れが蓄積します。

フロントガラス外側についた頑固な汚れの落とし方

フロントガラス外側の汚れが頑固な状態になってしまった場合の落とし方は、以下のとおりです。

フロントガラスを傷つけないために、ガソリンスタンド等の高圧洗浄機でガラス表面に付着した砂・粉塵等を水洗いしてから汚れを落とすのがおすすめです。

汚れ	落とし方
水滴等が原因の白い斑点のような汚れ	プロに依頼するのがおすすめ
ワックスが原因の虹色の汚れ	油膜除去クリーナーを使う
虫が原因の黒く凹凸のある汚れ	虫汚れ専用クリーナーを使う
花粉が原因の茶寄りの黄色の粉	中性のカーシャンプーを泡だてて洗う （晴れた日に日当たりの良い場所で作業がおすすめ）
鳥のフンが原因の茶と白の汚れ	鳥のフン専用クリーナーを使う

作業後は、水洗いのうえで水滴をしっかり拭き取りましょう。

※無理な勧誘、しつこい電話営業などは一切行っておりません。ご安心下さい。

また、今回はフロントガラス外側の頑固な汚れの落とし方を紹介しましたが、汚れがついたばかりなら簡単に落とせるケースがあります。

以下の記事で詳しく紹介しているで、ぜひチェックして下さい！

↓白い斑点のような汚れ
車のガラスについた頑固なウロコの落とし方｜原因、業者依頼時の料金、防止方法も解説

↓虹色の汚れ
車が黒だと汚れやすい。予防対策、汚れ別の落とし方、黒・白の汚れやすさ比較を解説

↓虫汚れ
車の虫汚れが落ちない｜家にあるもので落とす方法やクリーナーの選び方、防止対策など解説

↓花粉、鳥のフン汚れ
車のボディに茶系（オレンジ・黄色）のしみ・斑点がつく主な原因は5種類。落とし方を解説

フロントガラスが汚れるのを防止する方法

フロントガラスの内側・外側につく汚れの原因と落とし方を紹介しましたが、汚れを防止できると嬉しいですよね。

そこでおすすめなのが、フロントガラスをコーティングするという方法です。

【コーティング方法】

• 市販のコーティング剤を購入し、自分で施工
• プロに施工を依頼

フロントガラスをコーティングすると以下のメリットがあるため、ぜひ検討して下さい！

• 汚れが付着しにくくなる
• 汚れが落ちやすくなる
• なめらかな美しい見た目をキープしやすい
• プロに依頼する場合、小さな傷を防げる可能性もある

自分で施工
メリット	デメリット
費用を抑えられる	ムラなく仕上げるのが難しいため、効果が低い場合がある 市販のコーティング剤は耐久性が低いため、塗り直しサイクルが早い 施工方法によってはガラスに傷がつく可能性がある
プロに依頼
メリット	デメリット
ムラなく仕上がる 市販品よりも耐久性が高く、塗り直しサイクルが長い 車の状況に適したコーティング剤のアドバイスを受けられる	自分で施工するよりも高額

毎日〜数日に1回のペースでお掃除をするとフロントガラスのキレイな状態をキープできますが、お掃除の時間が取れない方はコーティングをするのがおすすめです。

↓こちらの記事で、ガラスコーティングの費用、耐久性、種類などを確認できます。

車にガラスコーティングをするデメリットNo.1は雨染み。後悔しないメンテナンスを解説

まとめ

フロントガラスの汚れについて、原因・種類を確認したうえで落とし方から防止方法まで紹介してきました。

このコラムのまとめ
フロントガラス内側・外側の汚れは、原因・種類が多数ある。 フロントガラス内側の頑固な汚れは、ガラスクリーナーを使って落とすのがおすすめ。 フロントガラス外側の頑固な汚れは、汚れに応じた落とし方をする必要がある。 汚れを落とした後は、必ず乾拭きをして水滴を完全に取り除く。 フロントガラスをこまめにお掃除できない場合、コーティングで汚れを防止するのがおすすめ。

フロントガラスには毎日さまざまな汚れが付着します。

早く気づいて汚れを落とすのがベストですが、頑固な汚れが付着してしまった場合は、今回の情報を参考にしてガラスを傷つけずに汚れ落としをして頂けると幸いです。

また毎日のようにフロントガラスをケアするのは難しいものです。

フロントガラスのキレイな状態を守るために、車の使用状況・保管状況に合うコーティングも検討しましょう。

ホリデー車検日立大みか店は、高品質のコーティング施工をご依頼頂けるガソリンスタンドです。

「まずは相談だけ」、「自分で施工するか迷っている」という場合でも、給油のついで、WEB、電話、LINE（画面右上のボタンをタップ♪）から問い合わせ頂ければ、迅速・丁寧におこたえします♪

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