車検でタイヤ交換を勧められた方へ|車検に通らない状態の目安、金額の相場など解説

タイヤ交換

車検を依頼した業者からタイヤ交換を勧められて、以下のような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。

  • 「タイヤ交換をしないと車検が通らない状態なの?」
  • 「車検とタイヤ交換を同時に実施すると費用は高いor安いどちら?」 など

タイヤの状態を全く意識していなかった場合は、「業者に勧められるままにタイヤ交換をするべき?」と迷いますよね。

そこで今回は5,000台以上の車検実績を持つ『ホリデー車検日立大みか店』が、車検の際のタイヤ交換についてわかりやすく解説します。

ホリデー車検
ホリデー車検

この記事を最後まで読むと、タイヤ交換が本当に必要かどのタイミングでタイヤ交換をするのがベストなのかを判断できるようになります。

早速一緒に確認しましょう!

車検でタイヤ交換を勧められた方へ|本当に交換が必要かを確認

タイヤの状態

まずは、タイヤに関連する車検の検査項目を確認しましょう。

検査内容を確認すると、ご所有の車のタイヤが検査に通る状態かどうかが判断しやすくなります。

タイヤに関連する車検の検査項目

タイヤに関連する車検の検査項目は、以下のとおりです。

検査項目 内容
サイドスリップ検査 ハンドル操作をせずに車を直進させ、左右にズレないかを検査
ブレーキ検査 ブレーキを踏んだときに車がしっかり止まるかを検査

〈参考〉独立行政法人 自動車技術総合機構 「継続検査の流れ」

劣化・調整不足などでタイヤの状態が悪いと、2つの検査を通過できません。

車検に通らないタイヤの状態とは?目安を確認

タイヤに関する知識が無い方も多いと思います。

「車検に通るかどうかを判断するために、何を確認すればいいの?」と疑問ですよね。

ご自分でできる確認方法を、一覧表で紹介します。

確認項目 確認方法
空気圧 ・空気圧計で計測
(ガソリンスタンドで、無料で空気圧を計測・調整できます)
摩耗 ・定規を使い、目視でタイヤの溝が摩耗していないかをチェック
・溝が1.6mm以上で他の不具合が無いなら、タイヤがまだ使える可能性がある
・溝が1.6mm以下になるとスリップサイン※が出るため、交換が必要
その他 ・目視でひび割れ、キズ、異物をチェックし、状態によって交換が必要

※スリップサインとは、タイヤの溝が1.6mm以下になると出るサインのことです。

タイヤのスリップサイン

ホリデー車検
ホリデー車検

タイヤが正常な状態でない場合、車検に通らないことはもちろん、大きな事故の原因になる可能性もあります。

車検時だけでなく、日常的にタイヤの状態を確認するのがおすすめです。

車検とタイヤ交換を同時にすると高い?安い?金額の相場を解説

タイヤ交換

タイヤの状態を確認して交換が必要と判断したら、気になるのは費用ですよね。

車検と同時のタイヤ交換は高いのか、安いのかを確認しましょう。

車検とタイヤ交換を同時にする場合の金額の相場・内訳

タイヤ交換の金額の相場は、以下のとおりです。

項目 金額の相場
タイヤ代金 タイヤによって違う
タイヤ交換の作業料金 ・10,000円〜30,000円前後が相場
・依頼業者によって金額が違う
タイヤ処分料金 1,000円〜2,000円前後が相場
ホリデー車検
ホリデー車検

車検を依頼する業者によって割高になることがあるため、タイヤ交換を含めた車検の見積りをしっかりチェックする必要があります!

タイヤ交換を外注する業者は高い可能性アリ

車検と同時のタイヤ交換料金は、車検業者がタイヤ交換を外注する場合に高額になるのが一般的です。

理由は、タイヤ交換料金のほかに外注時の手数料が発生するためです。

タイヤ交換による支払い負担をなるべく減らしたい場合は、次に紹介する方法で車検業者を選びましょう。

車検時のタイヤ交換を安くする方法

車検時のタイヤ交換をお得に実施するために、以下のポイントを参考にして頂けると幸いです。

車検時のタイヤ交換を安くする方法
  • 車検前にタイヤの状態を確認。タイヤ交換を含めて見積り作成を依頼する。
  • 2〜3社に同条件で見積り作成を依頼し、比較して業者を選ぶ。
  • タイヤを自分で購入する。
  • タイヤ交換料金が安い業者を見つけて、車検とタイヤ交換の業者を別にする。

車検を依頼できる業者の種類は、以下のとおりです。

別の種類の業者2〜3社に見積り作成を依頼すると、タイヤ交換料金・車検全体の料金を比較しやすくなりますよ!

  • 指定工場併設のガソリンスタンド※
  • ディーラー
  • 整備工場
  • カー用品店
  • 車検専門店
  • 車検代行業者(指定工場が無いガソリンスタンド等)

※「指定工場併設のガソリンスタンド」とは、店内に車検が実施できる整備工場があるガソリンスタンドのことです。

こちらの記事で、安心&お得なガソリンスタンド車検について紹介しています。業者選びで迷っている方は、ぜひごらん下さい。

〈関連ページ〉ガソリンスタンド車検の不安を解消|費用、ディーラーとの違い、メリット・デメリットなど

自分でタイヤ交換をする場合の注意点

車検時のタイヤ交換を安くする方法を紹介しましたが、車検時の出費をなるべく減らしたい場合には、自分でタイヤ交換をするという方法もあります。

ただしタイヤ交換に慣れていない場合は、以下の注意点と出費のバランスをよく検討しましょう。

自分でタイヤ交換をする場合の注意点
  • タイヤ交換は時間がかかる&体力が必要であると覚悟する。
  • ジャッキアップをした車の下に入らないよう注意。(作業が不十分だと車体が落ちてしまう危険性アリ)
  • 事前に必要物・手順をよく確認し、万全の体制で実施する。
  • 交換後に、ガソリンスタンド等で正しくタイヤを装着できているかを確認してもらうのがおすすめ。

ぜひ安全を確保したうえで、タイヤ交換を実施して下さい。

ホリデー車検
ホリデー車検

「自分でタイヤ交換ができるか」、「交換後も安全に走行できるか」が不安な場合は、業者に依頼するのがおすすめです。

タイヤ交換のタイミングはいつがいいの?

車検

最後に、車検と同時にタイヤ交換が必要な場合の「タイヤ交換を決めるタイミング」、「タイヤ交換を実施するタイミング」などの流れを再確認します。

流れ

車検の前にご自分でタイヤ交換の状態を確認。業者にも相談して、タイヤ交換の実施を判断する

・ご自分でタイヤを購入する可能性がある場合は、購入店・代金を下調べ
・タイヤ交換と車検業者を別にする可能性がある場合は、タイヤ交換の業者・料金を下調べ

車検業者2〜3社に、タイヤ交換を含めた車検料金の見積り作成を依頼

見積りを比較して業者を決定

タイヤ交換と車検業者を別にする場合、自分でタイヤ交換をする場合は、車検前にタイヤ交換を実施

車検

予算等に合わせて、ぜひ最適な方法で車検・タイヤ交換を実施して下さい!

まとめ

車検でタイヤ交換を勧められて疑問やお悩みがある方に向けて、以下の項目を解説してきました。

コラムのポイントまとめ
  • 車検時にタイヤ交換が必要かどうかは自分でも判断できる。
  • タイヤの状態は走行時の安全性に大きく影響するので、日常的にチェックするのがおすすめ。
  • 車検と同時にタイヤ交換をする場合の金額は、業者によって違う。
  • 予算やご自身の状況に合わせて車検業者選び、タイヤ交換の方法を検討するのがおすすめ。

車の知識が無い場合は、通常の車検を受けるだけでも不安や疑問があることと思います。

業者から「タイヤ交換や修理が必要」などの想定外の提案があると、戸惑うのではないでしょうか。

ご自身で車に関心をもって所有するのが大切ですが、困ったときに気軽に相談できるプロが近くにいると安心です。

よく給油をするガソリンスタンド・ディーラー・お近くの整備工場など、車について相談できる業者を見つけておきましょう。

ホリデー車検
ホリデー車検

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