ワイパーで音が鳴る・うるさい!ビビリ止めの原因と5つの対策を紹介
「ワイパーから音が鳴る」
「ワイパーのビビリ音がうるさい!」
こうした感想を聞くことがあります。
ワイパーから聞こえることのある「ギュギュッ」「キュキュッ」という異音はどうして生じるのでしょうか。
本記事ではワイパーの異音の原因と対策について紹介します。
放置するとワイパー本体が故障する可能性もあり、ビビリ音が原因で気が散り事故が発生する可能性も否定できません。
しっかり対策を取り、安心・快適なドライブを楽しみましょう。
このコラムのポイント |
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茨城県でワイパーについての悩みを抱えている方は、お気軽にホリデー車検日立大みか店へお問い合わせください!
Contents
ワイパーのビビリ音、原因は何?
はじめに、ワイパーを動かす際に音が鳴る原因を確認しましょう。
車のワイパーを動かすとき「ギュギュッ」「キュキュッ」という異音がするのは、以下の様々な原因によるものです。
- ワイパーゴムの紫外線などによる劣化
- ワイパーゴムに付着した泥や砂などの汚れ
- ワイパーゴムのアームへの取り付け不良
- ワイパーのアーム部分のゆがみ
- フロントガラスの汚れや撥水加工
こうしたワイパーが接する様々な要素を原因として、ワイパーが動作する際の異音は発生します。
ワイパーの"音が鳴る・うるさい"放置するとどうなる?
ついつい後回しにしてしまいがちなワイパーの異音ですが、実は放置すると他の様々な問題につながる恐れがあります。
ワイパーからの異音を解消する方法の前に、異音を放置した場合に生じる問題を確認しましょう。
ガラス面の水を排除できなくなり視界が悪くなる
1つ目の問題は、フロントガラスの雨水などを排除する機能が不足して視界が悪くなることです。
ワイパーを動かす際に異音がする場合、ワイパーの機能に何らかの問題が起きている可能性があります。
たとえば、スムーズにワイパーが動かずにギュギュッと引っかかるように動く場合、フロントガラスの水を完全に排除できず、雨の日の車の視界を遮ることになります。
ワイパーが正常に作動していても視界の悪い雨の日、さらに視界が悪くなれば事故が起きる可能性は高くなるでしょう。
〈関連記事〉フロントガラスの汚れ(内側・外側)|原因と種類(白い斑点、油など)、落とし方、防止方法を解説
ビビリ音が気になって運転に支障をきたす
2つ目の問題は、ビビリ音が気になって運転がしづらくなることです。
ワイパーが動くたびに「ギュギュッ」「キュキュッ」という音がすると、「ワイパーが古くなっているのでは?」「ワイパーとフロントガラスの間に異物があるのでは?」と通常の運転以外に意識が向くこととなります。
こちらも事故を誘発する原因になりますので、安全運転に支障をきたす可能性があります。
ワイパーを取り付けている金具の寿命が短くなる
3つ目の問題は、ワイパーを取り付けているアームなどの金具の寿命が短くなることです。
ワイパーゴムは金属製のアームなどに取り付けられていて、アームはさらに車本体のワイパーの可動部分に取り付けられています。
こうした部品はワイパーが適切に動いていることを前提に設計されていますので、異音がする(=異常な動作)状態で使い続けると金具など可動部分の寿命が短くなり、交換する事態にもなりかねません。
気になる方は車検やタイヤ交換のとき、一緒にワイパーを交換することもできます。「ワイパーから変な音がする」思ったときは、ホリデー車検日立大みか店までお気軽にご相談ください!
ワイパーの"音が鳴る・うるさい"5つの対策
では、ワイパーからうるさい音が鳴る場合に具体的にどうすればよいのか、5つの対策を紹介します。
- ワイパーゴムを交換する
- 洗車時にゴムの汚れを拭き取る
- フロントガラスの撥水コートを取り除く・再施工する
- ワイパーの取り付け具合を調整する
- 専用のビビリ止め剤(シリコンスプレーなど)を使用する
ワイパーゴムを交換する
最も効果を期待できる方法は、ワイパーゴムを交換することです。
ワイパーゴムは太陽光の紫外線や雨、熱や冷気といった環境にさらされることから劣化が進行しやすく、およそ1年前後で拭き取り不良を起こし交換時期を迎えます。
劣化したワイパーゴムはビビリ音発生の原因となりますので、早期の交換をおすすめします。
なお、ワイパーゴムの交換は車に詳しくない人でもできる整備のひとつです。
ワイパーゴムの適合車種さえ間違えなければ、説明書通りに交換することでワイパーの音問題を解消できるかもしれません。
適合車種や交換方法について不安を感じる方は、行きつけのガソリンスタンドに相談して交換してもらうと安心です。
愛車に合うワイパーの種類はどれか、どういった手順で交換するのか、ガソリンスタンドでお気軽にご相談ください!
適度なタイミングで洗車して拭き上げる
定期的な洗車と拭き上げもワイパーの音を抑えるために効果的です。
ワイパーを動かすたびに音が鳴る原因は、ワイパーとフロントガラスの間に入り込んだホコリ・砂・花粉といった汚れである可能性があります。
汚れが原因であれば、大量の水で洗い流すだけでもビビリ音を減らせるかもしれません。
ウォッシャー液を利用してもよいのですが、ビビリ音がするほどワイパーやフロントガラスが汚れている場合、砂などをフロントガラスにワイパーで押し付けることで細かな傷がつく恐れがあります。
1週間に1度など、定期的に洗車をするクセをつけ、一緒にワイパーもお手入れするクセをつけることでワイパーの異音も防げ、ガラスにキズがつくことも防げるでしょう。
〈関連記事〉【車の汚れが落ちない!】原因と対策を解説│ボディのシミは?汚れ落としにコンパウンドは?Q&Aも
フロントガラスの撥水コートを取り除く・再施工する
ワイパーやフロントガラスの汚れのほか、フロントガラスに施工されている撥水コートが原因である可能性もあります。
撥水コートはフロントガラスに付着した雨水を弾くようにするコーティングですが、ワイパーとの相性が悪い場合や施工精度が低く部分的にしか効果が出ていない場合、コーティングが劣化している場合にビビリ音発生の原因となります。
一度完全に取り除いてしまうか撥水コートを更新するなどしてワイパーからの異音を抑えられるでしょう。
ワイパーの取り付け具合を調整する
ワイパーはゴムの取り付け方法や方向が間違っている場合に異音を発生させる原因になります。
新品であっても異音がする場合は、ワイパーゴムが適切に取り付けられているか確認することをおすすめします。
また、撥水コートを施しているフロントガラスに合わせたワイパーゴムなども販売されていますので、フロントガラスにコーティングしている場合は適切なワイパーゴムの選択も大切です。
ゴムだけでなく、ゴムを取り付けているブレード本体を交換することでもビビリ音を解消できる可能性がありますので、ゴムの交換で直らない場合は本体の交換も検討しましょう。
専用のビビリ止め剤(シリコンスプレーなど)を使用する
通常はワイパーゴムの交換などで抑えられるワイパーからの異音ですが、収まらない場合は専用のビビリ止め剤やシリコンスプレーを使用する方法も手です。
ワイパーに塗布したり、フロントガラスに吹き付けることで親和性が高くなり、音を抑えられる可能性があります。
ただし、どの製品も一定期間利用すると効果が薄れますので再塗布の手間がかかります。
根本的に問題を解決するためには、ゴムやブレードの交換、洗車といった手段での解消がおすすめです。
まとめ│梅雨や夏時期を前に早めのワイパー交換を
雨が降って久しぶりに動かすときなど、問題になりやすい「ワイパーから音が鳴る」「ワイパーの稼働音がうるさい」といった悩みについて、原因や対策を紹介しました。
ワイパーのビビリ音が鳴るということは、適切にフロントガラスの排水ができていない恐れがありますので、何らかの対策を取ることをおすすめします。
原因は何か、取るべき対策は何か、疑問に思う方は車に詳しい方へ相談することもおすすめです。
茨城県でワイパーについてのお悩みを抱えている方は「ホリデー車検日立大みか店」までお気軽にご相談ください。原因と適切な対策をお伝えします。
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