車検シールの見方|丸・四角シールの違い、車検期限の確認方法、剥がすのはNGなど解説
車のフロントガラスには、車検満了日が確認できる車検シールが貼り付けられています。
複数の数字が記載されているので、見方がわからずお困りの方も多いのではないでしょうか。
また多くの車のフロントガラスには「丸シール」・「四角シール」の2種類が貼り付けられているので、「どちらが車検シール?」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は指定工場併設のガソリンスタンドで、車検に関するお悩みに丁寧におこたえしている『ホリデー車検日立大みか店』が、車検シールの見方をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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丸シール・四角シールの違いと見方がわかると、車の管理をしやすくなります。
ぜひ最後までごらん下さい!
Contents
【令和版】車検シールの見方|丸・四角シールの違い
車検満了日は、フロントガラスに貼り付けられているシールを見ると確認できます。丸・四角シールの見方を確認しましょう。
車検シールは四角。見方を解説
車検満了日を確認できるのは四角シールで、以下の理由からすべての車に貼り付けられています。
- 車検シールを貼り付けてない車は、公道を走れない
- 車検を受けた車でなければ、公道を走れない
- 車検を受けるたびに新しいシールが発行される
シールの表(外から見た面)・裏(運転席側から見た面)に記載されている数字の見方は、以下のとおりです。
車検シール(四角シール)の見方 |
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【表(外から見た面)】
【裏(運転席側から見た面)】 車検期限が切れる年月日が記載されています。 ※四角シールの正式名称は「検査標章」で、「車検シール」のほか「車検ステッカー」という呼び名もあります。 |
車検シールの裏(運転席側から見た面)を見て、車検満了日を過ぎないように車検予約をして下さい。
車検が受けられる期間、予約のベストタイミングなどは、こちらの記事で確認できます。
〈関連ページ〉車検期間はいつからいつまで|予約タイミング、期限切れの対処法、車検費用など解説
※車検シールを貼り付ける位置について(2022年12月追記)
上記イラストでは車検シールをフロントガラス中央上部に表示していますが、現在「車検シールの貼り付け位置変更」が検討されています。
当初は2023年1月より変更内容が実施される予定でしたが、法改正等が見送りとなりました。
今後、法改正等が決まりましたら改めてお知らせいたします。
〈参考〉京都府自動車整備振興会
丸シールは点検ステッカー。見方を解説
丸シールは、法定点検(定期点検整備)の期日をあらわしています。
ここで、丸シールが貼られている車・貼られてない車があることにお気づきの方もいらっしゃいますよね。
丸シールが貼りつけられてない車がある理由は、以下のとおりです。
- 法定点検を受けた場合のみ、丸シールが貼られる
- 法定点検を受けない場合、丸シールは貼られない
- 法定点検を受けるのは法律上の義務だが、受けなくても罰則が無いため受けないケースもある
〈参考〉道路運送車両法 四十八条
丸シールの表(外から見た面)・裏(運転席側から見た面)の見方を確認しましょう。
法定点検シール(丸シール)見方 |
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【表(外から見た面)】
例えば「中央の数字が4」、「丸く配置された数字のうち、12の部分が白の背景」の場合、次の法定点検は令和4年12月と読み取ります。
【裏(運転席側から見た面)】
※法定点検シールには、「ダイヤルステッカー」という呼び名もあります。 |
「車検満了日は四角シール」、「法定点検日は丸シール」で確認します。間違えないよう注意しましょう。
車検と法定点検の違い
一般的に、車検はプロに任せますよね。
「車検でしっかり整備するはずなのに、なぜ法定点検も必要なの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
車検と法定点検の違いを、わかりやすく解説します。
※自分で車検を実施する「ユーザー車検」という方法もあります。ユーザー車検については、こちらの記事で詳しく確認できます。
〈関連ページ〉ユーザー車検は廃止にならない。ユーザー車検の流れ、噂の元になったOBD検査を解説
車検は義務。受けない場合は罰則あり
車検には、大きく2つの意義があります。
- 車が安全に公道を走れるよう、車の状態を整える。
- 車が環境に悪い影響をもたらさないよう、車の状態を整える。
どちらも車が公道を走る上で必須の要素なので、車検実施は法律上の義務です。
また車検を通過していない車を運転した場合は、「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金」等の罰則に処されます。
車検切れ後に車検を受ける方法を、こちらの記事で詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉車検が切れた場合にどうするかは4パターン。車検が切れたままの場合の罰則なども解説
法定点検も義務だけど罰則なし。受ける必要性や費用を確認
法定点検にも、大きく2つの意義があります。
- 車検時の状態(安全性能・環境性能)をキープする。
- 急な故障や不具合が起きる可能性を低くする。
また法定点検の実施も、車検と同様に法律上の義務です。
ただし前述したとおり実施しない場合の罰則が無いため、以下のような理由で受けないケースがあることも事実です。
- 費用がかかる(1万円〜5万円ほどが目安)
- 特に不具合を感じない など
ただし、法定点検を受けることで車検時に整備・修理に多額の費用が発生する可能性を低くできるというメリットがあります。
また車の不具合は重大な人身事故等につながるケースもあるため、「法定点検の実施=車と人が共存するために有益」と考えて、実施を検討して頂けると幸いです。
茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で「次の車検まで不具合なしで乗れる?」、「法定点検の費用が心配。受けなきゃダメ?」などの疑問・お悩みは、ホリデー車検日立大みか店にご相談下さい。
ホリデー車検日立大みか店は、ディーラーと同品質の車検をお得に受けられる指定工場併設のガソリンスタンドです。
予算・方針に応じて車検や法定点検の具体的な内容をご相談頂けますので、給油のついではもちろん、画面右上のボタンから電話・LINEにてお気軽にお問い合わせ下さい。
※無理な勧誘、しつこい電話営業などは一切行っておりません。ご安心下さい。
丸シール・四角シールを剥がすとどうなる?罰則はあるの?
丸シール・四角シールは、貼り付け時にうまく粘着しないと剥がれてしまうことがあります。
シールが剥がれたまま運転してもいいのかという点も確認しましょう。
車検シールを剥がすとどうなる?
車検シール無しの状態で運転すると、50万円以下の罰金を科されます。
〈参考〉道路運送車両法 第百九条
車検シールは、フロントガラスに必ず貼り付けましょう。
また車によって最適な貼り付け位置が違うため、こちらの記事で位置を確認してみて下さい。
破損等でお手持ちの車検シールが使えないときのために、再発行の方法も紹介しています。
〈関連ページ〉車検シールの正しい位置とは(中央、左上など)|貼り方、間違えたときの対処法など紹介
点検ステッカーを剥がすとどうなる?
本来は法定点検を受けて点検ステッカーを貼るのが正しい選択なのですが、実は点検ステッカーを剥がしても罰則はありません。
また点検ステッカーの裏(運転席側の面)には「期日を過ぎたステッカーは必ずはがしてください。」と記載があるため、法定点検の期日が過ぎたステッカーは剥がしましょう。
まとめ
車のフロントガラスに貼り付けられている丸・四角シールについて、見方等を紹介してきました。
このコラムのまとめ |
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車の所有者は、安全等の管理を常に実施する必要があります。
今回の記事を参考にしながら車検・法定点検を実施するべきタイミングを把握し、ガソリンスタンド等の業者にスムーズに相談・予約をして頂けると幸いです。
茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域の方はホリデー車検日立大みか店にご相談下さい。
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