「ガソリンスタンドで点検は受けられますか?」疑問に回答│メリット・デメリットや具体的な点検項目についても解説
「ガソリンスタンドで点検を受けることは可能ですか?」
このような質問を頂くことがあります。
そこで本記事では、ガソリンスタンドで点検は受けられるのか、また点検の内容やガソリンスタンドで受けるメリット、デメリットをお伝えします。
給油で利用するガソリンスタンドで、車の日常点検を受けられれば便利です。
実際に点検を受けることができるのか確認しましょう。
このコラムのポイント |
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毎日利用するガソリンスタンドで点検も依頼できれば便利です!一方で、設備や技術はスタンドによって変わりますので、信頼できるスタンドを探すことが重要です!
Contents
ガソリンスタンドで点検を受けることは「可能」
結論からお伝えすると、ガソリンスタンドで車の各種点検を受けることは可能です。
なお、スタンドによって設置されている設備が異なることから、点検を受けられる項目が店舗によって変わる点に注意が必要です。
ガソリンスタンドで受けられる主な点検項目
では、ガソリンスタンドで点検を受ける場合、どういった内容の点検を受けられるのでしょうか。
主な項目は以下のとおりです。
- タイヤの空気圧や溝の残り、劣化状況
- ブレーキフルードの量と劣化状況
- エンジンオイルの量と劣化状況
- ATF・CVTF(オートマ車特有の潤滑油)の量と劣化状況
- 冷却水(ラジエーター液)の量と劣化状況
- バッテリーの電圧や液量
- ウォッシャー液の量
- ワイパーブレードの劣化状況
- ヘッドライト、ブレーキランプの点灯状況 など
このように、車を安全に運転するために日常的に点検するべき項目はほとんど網羅されています。
愛車について気になる点がある場合は、ガソリンスタンドで気軽に聞いてみましょう。
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ガソリンスタンドで点検を受けるメリット・デメリット
愛車の点検はガソリンスタンドに限らず、他の店舗でも受けることは可能です。
ではどうしてガソリンスタンドで点検を受けるのか、特徴を紹介します。
【メリット】項目によっては無料で点検を受けられる
1つ目は、項目によっては無料で点検を受けられることです。
たとえば、タイヤの空気圧やエンジンオイルの量など、すぐに確認できる項目は多くのスタンドで費用はかかりません。
「費用がかかるかも」とは思わず、気軽に相談してみましょう。
【メリット】給油のついでに気軽に利用できる
2つ目は、給油のついでに気軽に利用できることです。
ガソリンスタンドは、ディーラーや整備工場などとは違い、給油のために定期的に訪れます。
このとき、「給油のついでに空気圧の点検を依頼する」「給油のついでにバッテリーの電圧チェックを依頼する」といった使い方が可能です。
特別に時間を作って出向く必要がないことから、時間と手間を節約可能です。
【メリット】予約なしでも点検を受けられる
3つ目は、事前に予約せずに点検を受けられることです。
ディーラーや整備工場などは基本的に予約が必要で、飛び込みでの点検は受けられません。
一方でガソリンスタンドは予約なしでも点検を依頼できますので、「明日は外出するから事前に点検しよう」など、思い立ってから急な依頼をすることも可能です。
【メリット】スタンドによっては車検の依頼も可能
4つ目は、ガソリンスタンドによっては車検の相談や申し込みを受付けているスタンドもあることです。
〈関連記事〉ガソリンスタンド車検の不安を解消|費用、ディーラーとの違い、メリット・デメリットなど
日常的に利用し、人柄も分かっているスタンドで点検を受ければ、車検の費用や整備内容など安心して任せることが可能です。
また、車検を依頼した場合にガソリンの割引クーポンをもらえる場合もあり、車検以外のサービスもお得に利用可能です。
【メリット】点検・整備費用が安価
5つ目は、点検や整備の費用が比較的安いことです。
ガソリンスタンドは部品の点検や交換のほか、ガソリンや灯油の販売、カーコーティングなど幅広く利益を得ています。
このため点検費用が無料であったり、整備が必要な箇所があった場合でも工賃抑えて安価にサービスを受けられます。

ガソリンスタンドで点検する主なメリットは、気軽に利用できること、無料で利用できるサービスの範囲が広いことです。愛車の状態が気になる方は、ホリデー車検日立大みか店まで、お気軽にご相談ください!
【デメリット】不要な整備まで勧められることがある
ガソリンスタンドでの点検は、逆にデメリットを指摘されることもありますので紹介します。
1つ目は、不要な整備まで勧められる可能性があることです。
車の部品の劣化状況は分かりづらく、整備や交換が必要なタイミングなのか判断しづらいもの。
ここで顧客の満足度より利益を追求する方針のガソリンスタンドに当たった場合、本来交換タイミングが到来していない部品の交換を勧められる可能性もあります。
〈関連記事〉「車検のときにタイヤ交換を勧められた」どうするべき?目安やタイミングを解説
【デメリット】スタッフの技術力に差がある
2つ目は、スタッフの技術力に差があることです。
ガソリンスタンドのスタッフの中には、経験が不足しているアルバイトの方もいます。
こうした方が整備を担当した場合、整備の内容が適切なのか不安になるケースもあります。
【デメリット】整備内容によっては対応していない
3つ目は、整備内容によっては対応していないケースがあることです。
ガソリンスタンドによっては、車の下回りを確認するためのリフトなど各種設備が備え付けられていない場合があります。
こうしたスタンドでは簡単な点検は受けられるものの、整備や交換は他の整備工場に下請けに出すこととなりますので、整備に日数がかかったり費用が高くなる可能性がありますので注意が必要です。
不要な整備を勧められる可能性、スタッフの技術力に不安を感じる可能性を避けるためには、以下の要件を満たすガソリンスタンドを利用することがおすすめです。
- ガソリンスタンドに自社整備工場が併設され車検もできる(認証工場)
- 国家資格を持つ技術の確かなスタッフがいる

ホリデー車検日立大みか店は、認証工場併設で自動車整備士の国家資格を保有するスタッフもいます。「安く信頼できる整備が嬉しい」このように思う方は、お気軽にご相談ください!
ガソリンスタンドでの点検に関するQ&A
ガソリンスタンドでの点検に関して、聞かれることの多い質問がありますので、Q&A形式でお答えします。
Q.車検だけでは不十分ですか?
A.空気圧やバッテリーの点検は、通常の車検間隔(2年ごと)では不十分です。
法律でも「日常点検」を実施することが定められているように、毎日、1か月に1度など、車検以外のタイミングでも点検して安全なドライブを楽しみましょう。
Q.24時間営業のガソリンスタンドはいつでも点検できますか?
A.24時間営業であっても、点検や整備などの受付をしている時間は限られています(9~17時など)。
このため、点検や整備を受ける予定がある場合は、事前にガソリンスタンドに受付時間を問い合わせましょう。
Q.嘘を言われることもあると聞いたのですが?
A.利益を追求するガソリンスタンドによっては、「まだ交換しなくてもいいけど、交換を勧めよう」とするケースもあるようです。
このため、信頼できるガソリンスタンドを見極めることと共に、ご自身である程度の判断ができるようにすることも重要です。
Q.ガソリンスタンド以外の選択肢はありますか?
A.車の点検整備を受ける場合、ガソリンスタンド以外には以下の選択肢が考えられます。
- カーディーラー
- 整備工場
- カー用品店
いずれの選択肢であってもメリット、デメリットはありますので、スタッフの人柄など特徴を把握しながら「車のかかりつけ医」を見つけましょう。
〈関連記事〉『車検はどこでやっても同じ』はホント?「どこで受けるのがいいのか」も解説します
まとめ│ガソリンスタンドでの点検はお気軽に
「ガソリンスタンドで点検を受けることは可能ですか?」
こうした質問にお答えしました。
通常は給油を目的に来訪するガソリンスタンドですが、タイヤの空気圧やバッテリーの電圧、エンジンオイルの劣化状況など基本的な点検を受けることは可能です。
また、スタンドによっては敷地内に自社整備工場があり車検を受けることも可能です。
ガソリンスタンドによって、受けられる点検整備の種類やサービスの内容、金額などは異なりますので、目的とする点検整備がある場合は対応可能か気軽に聞いてみましょう。
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