冬に燃費が悪いのはどうして?理由を解説│寒いと燃費が悪くなることへの4つの対策を紹介
「冬は燃費が悪いから、車に乗りたくない」
このように、冬場の燃費の悪さに悩む方もいます。
そこで本記事では、冬場に燃費が悪くなる理由、およびその対策について紹介します。
アイドリングの停止やエアコンのスイッチ、ガソリンスタンドでの空気圧チェックやオイル交換など、気軽にできる対策で燃費は復活します。
お近くのスタンドで、本記事の内容を試してみましょう。
このコラムのポイント |
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冬場の燃費低下への対策は、簡単にできるものもありますので、具体的な対策について普段利用しているガソリンスタンドで聞いてみましょう!
Contents
冬に燃費が悪くなる5つの理由とは?
「冬になると燃費が悪くなる」こう思う場合、原因として考えられるのは、次の5つの理由です。
- 気温が低くガソリンが気化しにくい
- エンジンオイルが温まりにくく、粘度が低い
- タイヤの空気圧が低くなる
- スタッドレスタイヤの影響
- ハイブリッド車はエアコンで燃費減
気温が低くガソリンが気化しにくい
1つ目の理由は、気温が低いことからガソリンが気化しにくいことです。
効率的にエンジンを動かすためには、ガソリンと空気が適度な割合で混ざる必要があります。
しかし、気温が低い冬場はガソリンが気化しづらく燃焼効率が悪くなりますので、必要以上に燃料が消費されます。
エンジンオイルが温まりにくく、粘度が低い
2つ目の理由は、エンジンオイルが温まりにくく、粘度が低い状態が続くことです。
エンジンオイルはエンジン内部の潤滑油としての役割を果たしますが、適温でなければ潤滑効果を十分に果たせません。
冬場は気温が低く、エンジンオイルの温まりも遅くなりますので、エンジンの動作効率も低くなってしまいます。
タイヤの空気圧が低くなる
3つ目の理由は、タイヤの空気圧が低くなることです。
空気は気温が低いほど圧縮される傾向にあり、その分冬場はタイヤの空気圧が低くなり、タイヤの接地面が広くなることから燃費も悪くなる可能性があります。
また、寒さから外に出る機会が減り、タイヤの空気圧チェックをするタイミングが少なくなる点も空気圧が低くなる原因です。
スタッドレスタイヤの影響
4つ目の理由は、スタッドレスタイヤの影響です。
凍結した路面で滑りを防止するスタッドレスタイヤは、通常のタイヤより柔らかい特徴を持っています。
このため路面との摩擦が大きくなり、燃費が低下する要因となります。
ハイブリッド車はエアコンで燃費減
5つ目はハイブリッド車特有の理由で、エアコンの使用頻度が高くなることです。
冬季の車のエアコンは、車のエンジンの熱を利用して温められます。
ハイブリッド車は電気モーターで動作する際、熱を作り出すことができないことから、エアコン用の暖気を作り出すため夏場と比べて頻繁にエンジンが稼働することとなります。
この結果、特に春・夏・秋と比べて「燃費が悪くなった」と感じる場面が増えてしまいます。
こうした理由で冬場は「燃費が悪い」と感じる瞬間が増えます。一方で、空気圧の点検など、気軽にできる対策でも燃費を回復させることは可能ですので、燃費の悪化に悩む方はお気軽にご相談ください!
冬場はどの程度燃費が悪くなるか
実際に冬場はどの程度、燃費が低下してしまうのでしょうか。
公益財団法人省エネルギーセンターの調査によると、全国的に冬場の平均燃費は悪化する傾向が見られ、特に寒冷地では月別の燃費の差は30%ほどにも達するとされます。
なお、寒冷地は紹介した燃費悪化の原因のほか、雪道を走行することも燃費が悪化する原因に数えられます。
〈関連リンク〉ReCoo(レクー)会員燃費データの季節変動
燃費の低下を抑える4つの方法
冬場の燃費の低下を抑えるためには、次の4つの方法を試すことをおすすめします。
- アイドリングを止める
- エンジンオイルの交換
- タイヤの空気圧を高める
- エアコンの電源を切る
アイドリングを止める
1つ目は、アイドリングを止めることです。
アイドリングとは、車を駐停車した状態でもエンジンを回し続けることです。
不要なアイドリングを減らすことで燃費を向上できますので、特に長時間の駐車時など、エンジンを切ることを意識しましょう。
エンジンオイルの交換
2つ目は、エンジンオイルを適切な間隔で交換することです。
エンジンオイルは定期的に交換することが推奨され、適切に交換することでエンジン内部の潤滑効果を高められます。
適切にエンジンが稼働することで燃費を向上することにつながりますので、オイルのチェックおよび交換を検討しましょう。
〈関連記事〉【オイル交換をガソリンスタンドで】特徴・料金相場解説│他の場所の特徴や注意点も紹介
タイヤの空気圧を高める
3つ目は、タイヤの空気圧を高めることです。
適切な空気圧にすることで、路面との接地面積を減らし摩擦による燃費の低下を防げます。
特に冬場は正月をはじめとするイベントが多く、家族で車を利用する機会が増えます。
適切な空気圧にして長距離運転の燃費を維持しましょう。
〈関連記事〉【タイヤの空気圧】ガソリンスタンドでの頼み方を解説│セルフでも点検・充填してくれます
エアコンのスイッチを切る
4つ目は、エアコンのスイッチを切ることです。
冬場のエアコンはエンジンの熱で温められますので、エアコンのスイッチを入れなくても車内を暖められます。
エアコンのスイッチを入れるとエンジンの負荷が増しますので、オフにして燃費を高めましょう。
なお、車内が曇り始めた場合は、エアコンをオンにして安全運転を優先しましょう。
〈関連記事〉車の暖房が効かない!ボタンはどれ?オーバヒートの可能性も?確認したい4つの原因・3つの対策を紹介
このように、意外と簡単に燃費を効率化することは可能です。特に空気圧やエンジンオイルの交換は、一度実行すれば長く効果が続きます。茨城県で燃費に悩んでいる方は、「ホリデー車検日立大みか店」まで、お気軽にご相談ください!
安く給油する2つの方法
燃費を高めることのほか、経済的な負担を減らすためには「安く給油すること」も重要です。
主には次の2つの方法がありますので紹介します。
ガソリンが安い地域・スタンドで給油する
ガソリンは地域によって価格差があります。
このため、安価な地域を探して給油することで、安く給油することが可能です。
たとえば、資源エネルギー庁の調査によると、2024年12月16日時点で最も高い地域は長野県の「レギュラー185.9円/L」です。
一方で最も安い地域は岩手県の「レギュラー169.2円/L」で、16.7円の違いがあります。
同じ県内でもガソリンの価格が安い地域はありますので、安価な地域を把握することで、安く給油できる可能性があります。
〈関連リンク〉資源エネルギー庁 石油製品価格調査
同じ地域でも安価なガソリンスタンドを選ぶことも重要です。
たとえば、スタッフが給油するフルサービスのスタンドと、自分で給油するセルフのスタンドでは、3~4円/Lほど安価になるとされています。
また、セルフのスタンド間でも給油価格に差がありますので、最安値のスタンドを探すことが重要です。
〈関連記事〉ガソリンスタンドの『フルサービス』とは?メリット・デメリット、給油のやり方を解説!近くのスタンドの探し方も紹介
プリカ、車検セットなどお得なキャンペーンを利用
安いガソリンスタンドを探すとき、プリカの利用などお得なキャンペーンの利用も欠かせません。
ガソリンスタンドは、次のように独自にお得に給油する方法があります。
- プリペイドカードの利用による割引
- 提携クレジットカードの利用による割引
- 車検の依頼で受けられる給油やオイル交換の割引 など
こうしたキャンペーンをチェックすることで割安に給油を受け、冬場の燃費ダウンに備えることが可能です。
まとめ│冬場の燃費悪化に工夫で対策
「冬に燃費が悪くなるのはどうして?」
こうした疑問にお答えしました。
主に以下5つの理由で、気温が低くなる冬場は燃費が悪くなります。
- 気温が低くガソリンが気化しにくい
- エンジンオイルが温まりにくく、粘度が低い
- タイヤの空気圧が低くなる
- スタッドレスタイヤの影響
- ハイブリッド車はエアコンで燃費減
一方で、次のような対策で燃費の悪化を防ぐことも可能です。
- アイドリングを止める
- エンジンオイルの交換
- タイヤの空気圧を高める
- エアコンの電源を切る
ガソリン価格の高止まりが続く中で燃費の悪化が家計を直撃しないよう対策を取りましょう。
なお、エンジンオイルの交換やタイヤの空気圧といった対策は、ガソリンスタンドに依頼することで気軽にサービスを受けられますので、お近くのスタンドでスタッフに気軽に声をかけてみましょう。
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