『新車のコーティング、自分でできる?』手順と特徴を解説します!
新車を購入すると、綺麗な状態を保つためにボディコーティングをかけることを検討し始めます。このとき「自分でコーティング剤を買って施工した方が、安く済むんじゃない?」こう思う人もいるでしょう。
一方で、自分でコーティングをした結果、塗りムラができてしまい後悔するパターンがあることも事実です。
本記事では、車のコーティングをDIYで行う場合のメリットとデメリット、及びコーティングの手順について解説します。コーティングを自分で行うべきかプロに依頼するべきか、悩んでいる人は、答えを出せるかもしれません。
このコラムのポイント |
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コーティングを自分でするか、業者に依頼するか。後悔しないよう考えて結論を出しましょう!
Contents
新車のコーティングを自分でする「メリット」
はじめに、車のコーティングを自分で行う場合のメリットを解説します。
経済性のほか、車を自分で手入れする喜びにも注目です。
費用を節約できる
自分でボディコーティングを行う最大のメリットは「費用を節約できる」ことです。
コーティングの種類によって費用は変わりますが、プロに依頼する場合ガラス系コーティングは5万円以上の費用を要するでしょう。
一方でガラス系コーティング剤のみ購入した場合は、1万円以下で購入できるものも多く、プロに依頼する場合と比べて大幅に費用を減らせます。
メンテナンスを自分でできる
コーティングを行ったあと「自分でメンテナンスできる」点もメリットです。
プロに依頼した場合は、コーティングの剥がれや部分的な傷があると、その度にお店に車を持ち込む必要があります。
一方、自分でコーティングを行えるなら、劣化した後の再コーティングも自分でできるので、費用は抑えられ、お店に持ち込む手間もかかりません。
洗車・コーティングがひとつの趣味になる人も出てくるくらい、没頭する人もいます!
傷や汚れに敏感になる
自分でコーティングを行うと「傷・汚れに敏感になる」こともメリットとして挙げられます。車に傷や汚れがついたとき、自分でコーティングした車であれば、細かな傷も見逃さずすぐに直したい気持ちになるでしょう。
傷や汚れだけではなく、車自体の不調にも気づけるようになり、異常が発生した場合に迅速に対処できます。
新車のコーティングを自分でする「デメリット」
続いて、新車のコーティングを自分で行ううえで発生するデメリットを解説します。
時間がかかる
コーティングを自分で行う場合「休日の貴重な時間を要する」のが1つ目のデメリットです。
専門店に依頼する場合、愛車を預けると代車を貸与してくれて、作業時間中も買い物や遊びに時間を充てることができます。
しかし自分で行う場合は、後述する洗車の手順に従っていると2~3時間はすぐに経過してしまいます。ガラスコーティングが硬化するのを待つとさらに多くの時間を要するでしょう。
プロと比べて仕上がりが悪い
当然のことながら「プロと比べると仕上がりが悪くなって」しまいます。
ガラスコーティングのプロは、度重なるコーティングの訓練や、実車をコーティングした技術によって美しい仕上がりを提供しています。長年の経験の賜物ですね。
一方、自分でコーティングを行う場合はよほど経験がない限り、塗りムラや水垢が残る可能性を捨てきれません。コーティングの仕上がりにこだわる人は、プロに依頼しましょう。
〈関連リンク〉茨城県でカーコーティングの相談をするなら「ホリデー車検 日立大みか店」へ
初期費用はプロに依頼しても変わらない
最後にデメリットは「初期費用はプロに依頼する場合と大きく変わらない」点です。
自分で施工する場合は、大きく節約できると思いがちですが、屋根部分を作業するための台や、バケツ、ウェス、コーティング剤と必要なものを揃えていくと、思ったより高い金額を払ってしまっているものです。
コーティングを定期的に行うなら、自分で行う方が経済的なメリットは大きくなりますが、最初の1度きりで終わってしまうなら、業者に依頼するほうが賢明です。
丁寧に洗車・コーティングをしようとすると、必要な物が増えて、意外とお金がかかってしまいます…!!
こうすれば簡単!新車コーティングの手順
メリット・デメリットの把握ができたところで、実際にボディコーティングを行う手順を確認してみましょう。手順は大きく分けて3つ、洗車・下地処理(油膜・鉄粉除去)・コーティングです。
(1)洗車
はじめに行うのは「洗車」です。汚れや泥・砂が付着していれば、コーティング作業中に車に傷が入ってしまったり、汚れが定着してしまう危険性があります。車用のシャンプーを用いて、大量の水と共に洗浄することで、続く下地処理の手間を減らせます。
パネルの隙間やナンバー、エンブレムの周囲など、細かな箇所に汚れが残ると、コーティング後に悪目立ちしてしまいます。残さず綺麗に洗いましょう。
(2)下地処理(油膜・鉄粉除去)
続いて「下地処理」を行っていきます。具体的には、洗車でも流しきれなかった油汚れや水垢、鉄粉といった頑固な汚れを専用の薬剤・道具を使って除去していきます。
除去後は薬剤が残らないように、脱脂作業を行います。脱脂作業まで丁寧にできていれば、上手にコーティング剤が固定されるでしょう。
コーティング前の下地処理が大事です。汚れが残ったままコーティングしてしまうと、汚れはずっと残り続けてしまいます。
(3)コーティング
最後にコーティング剤を専用のスポンジにつけて、ボディに塗布していきます。
商品にもよりますが、早く硬化が始まってしまう商品もあるので、小さな面積ごとに薬剤を少しずつ出して仕上げていきます。一度に大量に出してしまうと塗りムラができてしまうでしょう。
コーティング剤を塗り終えたら、マイクロファイバータオルなどで拭き上げて完了です。
こうして防ごう!新車コーティングの失敗
ボディーコーティングを自分で行おうとすると、失敗・後悔を感じることもあります。どんなときに失敗して、どう対策すればよいのでしょうか。
作業に専念して塗りムラを防ぐ
1つ目の失敗は「作業に集中しないことで起こる塗りムラ」です。
車のコーティング剤は、塗布すると次第に乾燥・固着していくので、素早く作業するのが綺麗な仕上がりのコツです。逆に途中で休憩を入れながら作業したり、塗布している最中に電話を受けたりすると、乾燥を始めた箇所と塗布し始めた箇所の間で塗りムラが起きて、仕上がりが不自然になってしまいます。
一度塗り始めたら、作業が終わるまで手を止めないことを意識しましょう。
ガラスコーティングはしっかり乾燥させる
ガラス系のコーティング剤を使用する場合は「乾燥が大事」です。
拭き上げ終わり、30分ほど経過すると乾燥し固まったように見えますが、実は完全に固まってしまうまでには1~2週間ほどの時間を要します。少なくとも24時間は水気に触れさせないように、風雨から守れる環境に置いてあげましょう。
特に初期乾燥中に水気に触れさせてしまうと、部分的に塗りムラのような不自然な仕上がりが出てしまうかもしれません。
コーティングに焦りと水は禁物です。しっかり乾燥させれば長期間綺麗な状態を保ってくれますよ!
コーティングを行う日の天気を気にしておく
最後にコーティングを施工する日の「天気を気にして」おきましょう。
ここまで述べたとおり、コーティング作業中は乾燥させないこと、コーティングが終わってからは水気に触れさせないことが美しい仕上がりのために重要になります。一方でさんさんと日差しの降り注ぐ炎天下で施工すると、塗った端から乾燥して塗りムラだらけになる可能性もあります。
施工速度に合わせて、塗りと乾燥にちょうどよい天候を選択すると失敗する確率を減らせるでしょう。
まとめ│DIY・プロに依頼。検討して決めよう!
新車のボディーコーティングについて、自分で行う場合のメリット・デメリット、さらに簡単な施工の手順や失敗についても解説しました。
コーティングは自分で行えば安価に施工できる可能性がある一方で、塗りムラを始めとする失敗に繋がる可能性もあります。メリットとデメリット、さらに施工環境や施工後の乾燥用の保管場所なども考えたうえで実行するようにしましょう。
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