車のボディに茶系(オレンジ・黄色)のしみ・斑点がつく主な原因は5種類。落とし方を解説
車のボディが汚れたとき、よく見るとさまざまな色の汚れがついています。今回は茶系(オレンジ・黄色)のしみ・斑点に注目し、原因や落とし方をわかりやすく解説します。
汚れの種類によって、落とすためのアイテムや落とし方が違います。汚れの性質を見極めて落とすのが大切です。
また汚れをキレイにした後に、汚れを防止するのも大切です。汚れ防止法も紹介するので、ぜひ最後までチェックして下さい!
Contents
車のボディに茶系(オレンジ・黄色)のしみ・斑点がつく主な原因は5種類
まずは車のボディに茶系(オレンジ・黄色)のしみ・斑点がつく原因と、どんな性質の汚れなのかを確認しましょう。
花粉
花粉は車のボディに茶色っぽい黄色のしみをつけます。
花粉が車のボディにしっかりと付着してしみになる理由は、ペクチンという成分が含まれているためです。
ペクチンを簡単にいうと、市販のジャムにとろみをつけている成分です。
ペクチンは水に溶けるとゲル化して(ドロっとした状態になって)車のボディに付着します。
黄砂
黄砂は、車のボディにオレンジっぽい黄色のしみをつけます。
黄砂に含まれている主な成分は金属成分(鉄やアルミニウムなど)やカビの成分などです。
車のボディの内側まで入り込んで腐食につながる成分なので、放置しないのが大切です。
虫
車のボディに茶色の斑点がこびりついて取れないときは、走行中に虫がぶつかった可能性があります。
主な成分はたんぱく質です。
鳥のフン
鳥のフンは、車のボディに茶色と白の汚れをつけます。そして、放置すると塗装がはがれてボディがサビる原因にもなります。
成分については、過去に「尿酸が含まれている」といわれていました。現在は別の研究結果も出ていて、すべての成分が解明されていないのが現状です。
蜂のフン
蜂のフンは、車のボディにオレンジっぽい黄色の汚れをつけます。
ボディについてすぐは粘り気がありますが、乾くと粘土を細かくちぎったような形状になります。
蜂は花粉を食べるため、成分は花粉と似ていると考えておきましょう。
紹介してきたように、「茶系の汚れ」と一口にいっても成分はさまざまです。次に、汚れに合う落とし方を解説します!
車のボディを洗うための必須アイテム&汚れ別の落とし方
車のボディの汚れを落とす際には、ボディを傷つけたり、塗料をはがしたりしないように気をつける必要があります。
どの汚れにも使える必須アイテムと、汚れ別の落とし方を紹介します。
車のボディを洗うための必須アイテム
車のボディを洗うための必須アイテムは、高圧洗浄機とマイクロファイバータオルです。
高圧洗浄機でボディの汚れが落ちるのがベストですが、なかなか落ちない汚れもありますよね。そんなときには、マイクロファイバータオルを使って汚れを落としましょう。
マイクロファイバータオルは、汚れを落とす際にも、汚れを落とした後の拭き上げにも便利なアイテムです。
マイクロファイバータオルの特徴 |
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マイクロファイバースポンジもあるので、車のボディについた頑固な汚れを落としたいときはカー用品店等でチェックしてみて下さい。
汚れ別の落とし方
汚れの原因によって落とす際のコツが違うため、それぞれ紹介します。
花粉
花粉に含まれているペクチンは、20℃〜30℃ほどで溶ける性質です。晴れた日に車のボディを触ってみて、暖かければ花粉汚れを落とすチャンスです!
お湯を含ませたマイクロファイバータオルで花粉汚れを拭き、それでも落ちない場合は以下の手順で洗いましょう。
頑固な花粉汚れの落とし方 |
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高圧洗浄機で水洗い ↓ 中性のカーシャンプーをたっぷり泡立てて、マイクロファイバースポンジで洗う ↓ 高圧洗浄機で水洗いをして仕上げ |
黄砂
黄砂がボディに付着した状態でボディを拭くと、ボディが傷つきます。以下の手順で洗いましょう。
黄砂汚れの落とし方 |
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高圧洗浄機で水洗い ↓ マイクロファイバータオルで拭く ↓ 中性のカーシャンプーをたっぷり泡立てて、マイクロファイバースポンジで洗う ↓ 高圧洗浄機で水洗いをして仕上げ |
虫・鳥のフン
虫や鳥のフンについては、専用クリーナーが販売されてます。カー用品店等でチェックしてみて下さい。
虫や鳥のフンがついた直後は、水拭きするだけでも簡単に汚れが落ちます。発見したら早めに対処するのが大切です。
シートタイプの専用クリーナーもあるので、車に常備しておくとすぐに汚れを拭き取れますね。
※鳥のフンにはさまざまな細菌が含まれているため、素手で触らないようご注意下さい。
またこびりついて取れにくい状態になってしまった場合は、以下の手順で洗うのがおすすめです。
こびりついた虫・鳥のフンの落とし方 |
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泡タイプの専用クリーナーを汚れに吹きかける ↓ 専用クリーナーを吹きかけた部分にティッシュを貼る ↓ 2〜3分待つ ↓ マイクロファイバータオルで汚れを拭き取る ↓ 専用クリーナーが付着した部分を水洗いして仕上げ |
蜂のフン
蜂のフンも、ボディについてすぐであれば水拭きで簡単に落ちます。
水拭きで落ちない場合は、前述した「頑固な花粉汚れの落とし方」と同じ方法で洗って下さい。
車のボディにつくしみ・斑点の原因と汚れの落とし方を紹介してきました。
汚れが取れたら、今後のことも考えておくと安心です。最後に、車のボディに汚れがつくのを防ぐ&汚れがついた場合に車のボディを守る方法も紹介します。
車のボディにしみ・斑点がつくのを防ぎ、ボディを守る方法
車のボディにしみ・斑点がつくのを防ぐために、毎日車のボディをチェックするのは面倒ですよね。
そこでおすすめなのがカーコーティングです。
カーコーティングとは? |
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ボディの塗装の上に層をつくって、ボディを守ることです。
さまざまなコーティング素材があります。
ボディの塗装だけでなく、車内もコーティングできます。 |
ちなみにカーワックスは車に油脂を塗って簡易的に塗装を守るものなので、カーコーティングとは全く違います。
カーコーティングをすることで、以下のようなメリットがあります。
カーコーティングのメリット |
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ボディコーティングはカーワックスよりも高額ですが、短くて半年〜1年、長くて3年〜5年の耐久性があるため、車を長く大切にしたい方におすすめです。
ホリデー車検日立大みか店はディーラー同様の設備と整備士をそろえていて、カーコーティングも承っております。
車の大きさやコーティング素材によって価格が違うため、詳しい価格やカーコーティングに関する疑問についてはお気軽にお問い合わせ下さい。
給油のついでや電話のほか、LINEでもご相談頂けます。
まとめ
車のボディにつく茶系のしみ・斑点について、原因・落とし方・予防方法を紹介してきました。
車のボディについた汚れを放置すると、腐食の原因となります。今回の情報を参考にしながら、ぜひ気づいたら早めに汚れを落として頂けると幸いです。
また落ちにくい汚れ、汚れ防止、ボディの腐食などでお困りの場合は、ぜひガソリンスタンド等のプロに相談して下さい。
茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で車のボディについてお困りごとがある方は、ホリデー車検日立大みか店がご相談を承ります。
お問い合わせは給油のついで、電話のほか、LINEでも可能です。お気軽にご相談下さい!