車検シールは貼り直しできる。剥がし方、正しい貼り方・位置、再発行の方法など解説
車検シールは、貼り直しができます。
「貼る位置を間違えた」、「上下逆に貼ってしまった」などでお困りの方は、ぜひこの記事を最後までごらん下さい。
車検のプロである『ホリデー車検 日立大みか店』が、車検シールの貼り直しに必要な以下の情報を、わかりやすく解説します。
コラムのポイント |
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車検シールの貼り直しが必要な場合でも、慌てずに対処しましょう!
Contents
車検シールは貼り直しできる
車検シールは、貼り直し可能です。
車検シールの正しい貼り方を、前もって確認しましょう。
車検シールの正しい貼り方 |
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貼り直しの際に上記2つの項目を守れない場合は、車検シールの再発行が必要です。
例えば「剥がした車検シールの破損がひどい」、「粘着が弱くてしっかり貼れない」などの場合は、再発行の手続きをしましょう。
再発行の手続きについては、後ほど『車検シールの再発行方法』で紹介します。
車検シールのキレイな剥がし方
車検シールの貼り直しが必要なとき、できれば再発行の手間をかけずに貼り直しをしたいですよね。
キレイに車検シールを剥がす方法は、以下のとおりです。
必要な道具 |
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車検シールのキレイな剥がし方 |
車検シールとフロントガラスの間にスクレイパーを入れる(四隅が入れやすいです) ↓ スクレイパーに均等に力を入れながら、車検シールを少しずつ剥がす ↓ 車検シールが剥がれたら、ガラスに残っている糊をガラスクリーナーで拭き取る |
再度貼ることを考えて、車検シールを破損しないように注意しながら剥がして下さい。
現在の車検シールは、以前と比べて剥がしやすいように工夫されています。ぜひ丁寧にチャレンジしてみて下さい♪
車検シールの正しい位置
車検シールを貼る正しい位置は、前述した「正しい貼り方」を守れる位置です。(「運転者と外部の人が確認できる」、「運転者の視界を妨げない」)
車
車によって自然と正しい位置が決まるので、下記を参考にして下さい。
車検シールの正しい位置 |
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ルームミラーがある車 | フロントガラスの上部中央 |
ルームミラーがない車 | 運転者から一番遠い位置のフロントガラス上部 |
ただしフロントガラスに色がついている場合は、透明の部分まで下げて車検シールを貼ります。
↓こちらの記事ではイラストで正しい位置をチェックできます。
〈関連ページ〉車検シールの正しい位置とは(中央、左上など)|貼り方、間違えたときの対処法など紹介
※車検シールを貼り付ける位置について(2022年12月追記)
現在「車検シールの貼り付け位置変更」が検討されています。
当初は2023年1月より変更内容が実施される予定でしたが、法改正等が見送りとなりました。
今後、法改正等が決まりましたら改めてお知らせいたします。
〈参考〉京都府自動車整備振興会
車検シールを貼らない場合の罰則
車検シールを貼らずに車を運転すると、50万円以下の罰金に処されます。
これは無車検の車の運行を防止するために、法律で決められている罰則です。
インターネット上には「実際に罰則を受けるケースは少ない」という口コミもありますが、「もしかしたら罰則を受けるかも」と集中力不足の状態で運転するのは避けたいですよね。
車検シールを剥がしたら、すぐに張り直しをしましょう。
車検シールが破損して使えない状態のときは、次に紹介する方法で再発行の手続きが必要です。
車検シールの再発行方法
前述したとおり、車検シールを貼り付けていない車は運転できません。
「再発行の場所」、「再発行のための準備物」、「再発行の手順」を紹介するので、ぜひスムーズに新しい車検シールを受け取って下さい。
車検シールの正式名称
車検シールの正式名称は「検査標章(けんさひょうしょう)」で、通称は「車検ステッカー」です。
再発行についての問い合わせをするときは、「車検ステッカー」という呼び名を使うとスムーズに通じます。
車検シール再発行の場所
車検シールの再発行場所は、以下のとおりです。再発行について疑問がある場合の問い合わせ先も、以下となります。
- 普通自動車:最寄りの運輸支局
- 軽自動車:軽自動車検査協会
車によって違う点に注意して下さい。
車検シール再発行のための準備物
車検シール再発行時には、以下を忘れずに持参しましょう。
- 車検証の原本
- 認印
- 失敗した車検シール
車検シール再発行の流れ
車検シール再発行の流れは以下のとおりです。準備物を持参すれば、スムーズに手続きができます。
車検シール再発行の流れ |
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再発行場所に行き、印紙で申請手数料を支払い (印紙は再発行場所で販売されています) ↓ 再発行の申請書類を作成し、印紙と一緒に窓口に提出 ↓ 新しい車検シールを受け取る |
再発行手続きにかかる時間は、通常30分〜1時間ほどです。
ただし地域や時期によっては混み合うこともあるため、時間に余裕を持って手続きをするのがおすすめです。
まとめ
車検シールの貼り直しについて、貼り直す際の注意点、剥がし方、車検シール再発行の方法などを紹介してきました。
貼り間違えのほかに「車検に出したら以前と違う位置にシールが貼られていた」といった理由で貼り直しを検討する場合もあると思います。
車検シールを貼らずに車を運転することはできないため、今回の記事を参考にしながら早急に正しく貼り直しをして頂けると幸いです。
ちなみに車検シールを貼る位置を間違った場合でも、「運転者と外部の人が確認できる」&「運転者の視界を邪魔しない」という条件を満たしていれば、貼り直しが必要ありません。
運輸支局に電話で確認済みです。確認内容については、こちらの記事でチェックできます。
一度貼った車検シールを剥がすことで粘着が弱まる可能性もあるため、貼り直しが必要かどうかをしっかり検討しましょう。
ご自分で判断が難しい場合は、ぜひガソリンスタンド等のプロに相談するのがおすすめです。
茨城県日立市・常陸太田市や周辺地域で車検シールやお車のお困りごとがある方は、ホリデー車検日立大みか店にお気軽にご相談下さい。
ディーラー同様の技術者、丁寧・迅速な対応が好評のスタッフが、ご来店をお待ちしております!